アルテミス・ファウル
オーエン・コルファー「アルテミス・ファウル」シリーズ(角川書店・4巻まで)

・妖精の身代金
・北極の事件簿
・永遠の暗号
・オパールの策略

また児童文学。人から勧められて読みました。
読了してからそこそこ経っちゃったんですが、これはいつもの「まとめ」とは別口で書いておきたい。
読み始めたきっかけの1番の後押しは、やっぱり「映画化」されるって情報だったかも知れません。多分映画も見に行くことになるでしょう。
内容は、天才少年と妖精たちの頭脳戦、なのかな。妖精たちが独自のコミュニティを築いていて、今は地底で暮らしているという設定なのですが、人間にはどちらかというと否定的。どちらかというと、なんて言葉では生易しいかも知れませんが。
12歳(1巻当時)の天才少年が悪事を働く、というあたりが「悪のハリー・ポッター」なんて言われている所以なのでしょうか。
邦訳は今現在4巻までですが、6巻+外伝が出ているようです。

2巻まで読んだ時点で、そこまでは読んで欲しい、と言われた意味が分かった気がしました。
3巻は冒頭に衝撃的な出来事があったせいで、一時的に読むのを中断したりしました。
4巻では、1巻から登場していた人の退場が。主人公の成長がうかがえて、今後も楽しみです。
【2008/09/22 22:12 】 | 08読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
日伯親善高校野球
日伯親善試合のメンバー発表 大阪桐蔭の福島由ら20人

 日本高校野球連盟は18日、日伯親善試合に出場する全日本高校選抜チームの20選手を発表した。日本高野連の技術・振興委員会のメンバーらが、この日終了した全国選手権の出場選手から選考した。伊波(浦添商)は右肩痛との報告があり、選出しなかった。監督は西谷浩一・大阪桐蔭監督、コーチは佐野心・常葉菊川監督が務める。
 選抜チームは22日に結団式を行い、27日にサンパウロへ向け出発。ブラジル選抜などと計8試合戦う。帰国は9月10日の予定。選出選手は次の通り。
 ▽投手(7人) (1)福島由登(大阪桐蔭)右右 (2)土屋健二(横浜)左左 (3)近田怜王(報徳学園)左左 (4)田村圭(慶応)左左 (5)岩下圭(鹿児島実)右右 (6)赤川克紀(宮崎商)左左 (7)斎藤圭祐(千葉経大付)右右▽捕手(3人) (8)山城一樹(浦添商)右右 (9)土井翔平(智弁学園)右右 (10)地引雄貴(木更津総合)右右▽内野手(7人) (11)萩原圭悟(大阪桐蔭)右左 (12)坂口真規(智弁和歌山)右右 (13)森川真雄(大阪桐蔭)右左 (14)町田友潤(常葉菊川)右右 (15)松本幸一郎(横浜)右左 (16)前田隆一(常葉菊川)右右 (17)浅村栄斗(大阪桐蔭)右右▽外野手(3人) (18)奥村翔馬(大阪桐蔭)右右 (19)伊藤慎悟(常葉菊川)右右 (20)井上貴晴(報徳学園)右左
(円内数字は背番号、左右は投打で、全員3年)


高校ジャパン主将は大阪桐蔭・森川 日伯親善大会

 日伯親善高校野球大会の日本代表メンバーの結団式が22日、大阪市内で行われ、主将には今夏の選手権大会優勝の大阪桐蔭・森川真雄内野手(3年)が選ばれた。森川主将は「勝ちにこだわりながら、楽しくやりたい」と抱負を語った。報徳学園の近田怜王投手(3年)は「できることを精いっぱいしたい」と登板に意欲。進路については、帰国後に決断するとしている。チームはきょう23日から練習を始め、25日に甲子園球場でMLBアーバンユースアカデミーと壮行試合を行う。27日にブラジルへ出発し、現地で高校ブラジル代表と8試合を行う。


日本選抜、1勝1敗スタート 日伯親善高校野球

【ロンドリーナ(ブラジル)=井上明】高校野球の日伯親善大会は30日、バストス球場であった第1戦で、日本選抜は7―9でサヨナラ負けのスタートとなった。1回に萩原(大阪桐蔭)の本塁打で先制したが、同点で迎えた9回、4番手の土屋(横浜)が2点本塁打を浴びた。
 31日はロンドリーナへ移動して、スゲタ球場でのダブルヘッダーに臨んだ。午前中にあった第2戦は、4―2で競り勝った。8回に併殺崩れで同点に追いついた後、前田(常葉菊川)の左中間への本塁打で勝ち越し、対戦成績を1勝1敗のタイとした。


日本選抜、15―4で圧勝 2勝1敗 日伯親善高校野球

【ロンドリーナ(ブラジル)=井上明】ブラジルに遠征している高校野球の日本選抜チームは31日午後、当地でブラジル選抜と第3戦を行い、15―4で圧勝。ダブルヘッダー初戦だった第2戦に続く連勝で、対戦成績を2勝1敗とした。日本選抜は3回に萩原、浅村(大阪桐蔭)、土井(智弁学園)の1イニング3本塁打など、20安打と打線が爆発し、規定により7回コールドで下した。


日本、連勝で4勝目 日伯親善高校野球

【カンポグランデ(ブラジル)=井上明】ブラジル遠征中の日本選抜チームは3日、当地のACB球場に舞台を移して行われた第4、5戦で連勝した。斎藤(千葉経大付)と田村(慶応)が好投し、対戦成績を4勝1敗とした。


連続本塁打で第6戦も快勝 日伯親善高校野球

【サンパウロ(ブラジル)=井上明】ブラジル遠征中の日本選抜チームは6日、モジダスクルーゼスでブラジル選抜と第6戦を行い、8回に前田、土屋の連続本塁打などで一挙5点を奪って勝ち、対戦成績を5勝1敗とした。最終日の7日は、サンパウロのボン・レチーロ球場に舞台を移し、第7、8戦のダブルヘッダーに臨んだ。第7戦は土屋(横浜)が先発した。


7勝1敗で全日程を終了 日伯親善高校野球

【サンパウロ(ブラジル)=井上明】ブラジルに遠征中の日本選抜チームは7日、当地のボン・レチーロ球場で2試合を行い連勝、対戦成績を7勝1敗として、全日程を終了した。
 第7戦では松本、土屋の横浜コンビの好打で大勝。最終戦は3投手の継投で6安打、1失点に抑え逃げ切った。


横浜コンビ、ブラジルで躍動 「もうセンター土屋です」

 ブラジル遠征中の日本選抜が連勝で締めた。第7戦では横浜コンビが活躍。1番の松本が先制点を挙げるなど3二塁打。先発の左腕・土屋は2打席連続の本塁打で3打点。「どうなってるのか、甲子園のときより調子がいい」と松本がいえば、4回途中で降板後、守りに回った土屋は「投手は失格。もうセンター土屋です」と野手転向へ意欲。最終戦では近田(報徳学園)が初登板。「軽く投げました」といいながら2回を3奪三振と寄せ付けなかった。


日伯親善高校野球が閉幕 土屋、地引が外野の穴埋める

 4回目のブラジル遠征は7勝1敗の好成績で幕を閉じた。日伯交流年の記念の年にチームを率いた西谷監督(大阪桐蔭)は「100周年という歴史の重さ、日系人の方の温かさ、野球への情熱を感じた。選手にも僕にもいい財産です」と大役を果たしほっとした表情を浮かべた。
 ブラジル遠征といえば、時差に加えてバスでの長距離移動が常。初戦にサヨナラ負けを喫したが、徐々にまとまり、力を発揮した。投手陣では斎藤(千葉経大付)、田村(慶応)らが軸になり、野手陣では松本(横浜)、萩原、浅村(大阪桐蔭)らが調子を上げ、勝負強さを披露した。
 好調だった井上(報徳学園)が第5戦で死球を受け、外野手が駒不足となったが、投手の土屋(横浜)や捕手の地引(木更津総合)らを起用する苦心の策で穴を埋めた。西谷監督は「手薄なところはあったが、個々がいいところを出して頑張ってくれた」とねぎらった。

*** 以上、記事より ***

去年は米国遠征でしたが、今年はブラジル行きでした。初戦こそサヨナラ負けしたものの、他は全部勝っての凱旋帰国でした。
07年だかにAAAで金属バット禁止令が出てから、AAAには行っていないんですよね。って06年も米国遠征でしたが。
【2008/09/10 23:04 】 | 08野球 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
図書館戦争シリーズ
有川浩「図書館戦争シリーズ」<全4巻> (メディアワークス)

マンガでちらっと見て(最初から)アニメを見始めて、(特にマンガ版の)王子のツンデレっぷりに爆笑して、原作が気になりました。本屋でぱらぱら立ち読みしてみた結果、読むかーって決めて図書館で借りることに。といってもかなり待ったので、結局4冊とも読めたのはアニメも終わった今月でしたが。
そんなわけで、基本アニメ版との比較補完って感じで読んでいるので、アニメ版知らない人には「はぁ?」って感想かと思いますが、その点は目を瞑ってやってください。
あ。別冊は本屋でぱら読みした程度です。大雑把に、エピローグとの隙間の話が別冊1で、エピローグ後が別冊2みたい。本編に上乗せしてベタ甘みたいですが、行き倒れない程度に楽しみたいと思います。
作中小説の「レインツリーの国」も読んだけど、それは別冊2冊(で打ち止めだよねさすがに?)の感想と一緒に出そうと思います。

■図書館戦争
玄田vs堂上は今まで見てきた中でははっきりとはなかったなぁ、とか。知らないエピソードがあったなぁ、とか。結局両親来襲エピソードは次に持ち越しか? とか。このへん大分テレビやマンガ版とは違うみたいです。
あれ、マンガ版で両親来襲ってあったっけ?(既にうろ覚え→まだなかったみたい)

■図書館内乱
あれ、両親攪乱作戦ってアニメでも司令誘拐騒ぎの後だっけ。堂上と小牧が図書大学校の最後の卒業生だとかいう設定が飛び出してきたり、小牧連行事件があったり。
毬江ちゃん登場で噂の「レインツリーの国」が出てきました。そうか、主人公たちに集中する目的で毬江ちゃんの話は丸ごと飛ばされたんだな。
で、その主人公ズは無自覚バカップルの様相を呈してきました。玄田・折口の辛口コンビの話もちょっとだけ挟まっていました。
柴崎にまとわりつく某とか、某ウェブコーナーの話あたりは割とアニメ版が忠実に再現したみたい。エスパー発言には吹きましたが。(そんなもんアニメ版にはなかった)
手塚が兄に借りを作った話は、毬江ちゃん絡みの話から別ネタにしていましたけどね。
そしてラストのヒロインの散らかりっぷりが凄かった。

■図書館危機
王子様卒業宣言の前に毬江ちゃんの痴漢事件があるとは。
駅で小型カメラで(別の人の)スカートの中盗撮している人見つけて、駅員さんに突き出したくなったことあるけど。本屋で痴漢に遭ったらおじいちゃんだったから、店員さんに突き出すのは見逃した代わりに、店員に探していた本のありかを聞きに行って追っ払ったことはあったけど。ていうかこういうのは大小差はあってもそれなりに被害受けている人は多いと思うけど、それを堂々ネタにしたのは凄いなぁと。
しかし、解決したからって、卒業宣言に容赦なく爆笑する小牧って…。
昇任試験の話は、中学生の子たちと手塚のエピソードなんかがちゃんと織り込まれていていい感じ。実技の順番はアニメ版とは大分違っていて、柴崎の伝説が追加されていました。でもそれでも郁が成績トップですか。手塚→柴崎フラグはこのへんからけっこうはっきりしてきたような。
折口さんネタきたー! 人気俳優って! 反則すれすれの裏技繰り出す玄田さんて凄いよなー。玄田&折口コンビは還暦前に何かでかい事件でも起こればなぁ(笑)。
えーと。茨城県展ネタって…スポーツドリンクで二日酔い事件(端折りすぎ)なんてのが入っていたのか! あと、笠原母の暴走を男性陣が誰一人止められなかった理由だとか(アニメ版は父だけが犯人だったしな)、稲嶺&柴崎ネタもなー。最優秀作品の前に仁王立ち、の方に郁たちはいたのか。で、知事についてきた父親にすぐ手配を頼むあたりが郁のいいところなんだろうな。アニメ版では何だか分からなかった倉庫放火事件は、県展パンフが標的だった模様。火だるまになりかけたのは、堂上ではなく水戸の準基地司令。水戸館長、アニメ版EDでは菅原だった気がするんですが、須賀原さんらしい。玄田の銃創も、アニメ版聞いた時は32って聞こえたけど、23箇所らしいし。(充分多いけどね) で、稲嶺司令が引責辞任…で、手塚が柴崎に八つ当たりした! アニメ版はここで終了だったから美しくまとめていたけど、最終巻が気になるなぁ!

■図書館革命
序盤のベタ甘っぷりに行き倒れそうになりました。えーと? ここまでわくわくできるっていいよねぇ、と思っている時点で(自分が)ダメかも。相手がここまで直球しかこない子だとついうっかり本音出そうだなぁとか。まぁそれはさておき。
手塚兄大活躍、とか、意外なところに伏兵が、とか、折口さんも大変だよね、とか、毬江ちゃんは一歩ずつ前進中、とか。柴崎いいよなぁ(笑)とか。おばちゃんにはウケた、とか…よく頑張った主人公、とか。

好き嫌いでいくと、あんまり嫌いな人はいませんが…稲嶺司令、違った顧問がトップクラスかなー。柴崎好きはもうデフォってことで置いておきます。
進藤一正が好きという某姉の気持ちは分かるかも。実はけっこう美味しいトコ取りだし。狙撃手の先輩として、堂上とは違った意味で手塚を導いてやって欲しいものです。(手塚は年の割にガキだよね性格が)


えと。はりぽた最終巻も読了していますが、まともな感想書けそうにないので、他の本とまとめてになると思います。
【2008/08/29 22:13 】 | 08読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
日米親善高校野球
奈良県選抜、米選抜を下す 日米親善高校野球第1戦

 19日に橿原市の県立橿原球場であった日米親善高校野球(日本高野連、朝日新聞社主催)第1戦は、両チームともに本塁打が飛び出す激しい打撃戦となったが、奈良県選抜チームが8―7でアーバンユースアカデミー(カリフォルニア州)を主体とする米国選抜チームを下した。バックネット裏が満席になるほど大勢の高校野球ファンが球場に詰めかけ、日米球児の熱戦に大きな歓声を上げた。
 県選抜は1回、先頭の米田(関西中央)が左前安打で出塁すると、続く大杉(郡山)が左越えの2点本塁打を放ち先制。2回にも大江(郡山)の二塁打を足がかりに相手守備の乱れを突いて2点を追加した。先発の井口(天理)は下手からの緩急をつけた投球で的を絞らせず、3回を2安打無失点の好投だった。
 しかし5回、2番手の川田(橿原学院)がゴンザレスに弾丸ライナーの左越え本塁打を浴びると、代わった立石(大和広陵)も力のある米選抜を抑えられず、ヤングに左越えの3点本塁打を浴び逆転を許した。
 だが県選抜も直後に反撃。山口(五條)からの3連打などで3点を奪い再逆転に成功した。4番手の坂田(五條)は6回から8回まで無失点の力投。9回に登板した乾(奈良大付)は米選抜の粘りに苦しんだが、再びマウンドに上った坂田が踏ん張り、1点差で逃げ切った。
 試合後、県選抜の森本達幸監督(郡山)は「さすがに相手のパワーはすごかったが、バッテリーを中心にしっかり守り、それぞれ持ち味を出してくれた」と満足げ。一方、米選抜のヒンショウ監督は「井口君は低めの制球がよく、打ちあぐねた。頭脳的な投手だ。試合感覚がまだ取り戻せておらず、選手は疲れ気味だった。エラーが多く出てしまったこの経験を次に生かしたい」と話した。


和歌山県選抜18安打で米圧倒 日米親善高校野球第2戦

 日米親善高校野球大会(日本高野連、朝日新聞社主催)が20日、和歌山市毛見の県営紀三井寺球場で開かれた。県選抜チームが18安打の猛攻で、大リーグが設立したアーバンユースアカデミーの高校生チームに16―6で快勝した。観客約2500人からは大きな声援が送られた。
 県選抜は、1回裏2死一塁から坂口(智弁和歌山)の左越え二塁打で、木本(日高中津)がかえり先制。さらに安田(熊野)の安打で坂口を迎え入れるなどして計3点を奪った。3回は2連打から1点追加した。
 逆転されて1点を追う5回裏は、木本の内野安打から相手守備の乱れなどもあって、2点を入れ再逆転した。
 6回裏は先頭の芝田(智弁和歌山)がこの試合2本目の二塁打を放つと、勝谷(同)、浦東(日高中津)、木本が3連打で続く。連続四球を挟んで安田、前原(県和歌山商)、井藤(日高中津)の3長短打で打者13人、計8安打の猛攻で9点を追加した。
 先発した木本は緩急をつけ、打たせてとる内容で4回を被安打2。後は垣内(和歌山工)、西畑(伊都)、片井(田辺)、宮本(南部)、芝田の5投手で乗り切った。
 アーバンユースアカデミーは5回表1死、ヒンショウとトーマスの連打と敵失、さらにスーニィの左翼線二塁打を絡めるなどして計4点をあげ逆転。8回は右越え三塁打のヤマグチを、リチャードソンが安打でかえした。
 県選抜の広畑良次監督は「相手打者の振りは鋭かった。選手たちは勝ったことを自信に頑張ってほしい」、主将の勝谷選手は「投手の球は手元で微妙に変化し打ちにくかった」と感想を話した。
 アーバンユースアカデミーのジョージ・ヒンショウ監督は「選手は来日4日目で疲労はピークだったが敗れて残念。鍛え抜かれ、基本に忠実な日本選手たちのレベルは高い」と話していた。
 この日は開会式で、県高野連の田井伸幸会長が英語と日本語で「フェアプレーの素晴らしい試合を期待しています」と激励した。試合後は和歌山市毛見の和歌山マリーナシティ内のレストランで交歓会。県高野連から米国の選手らに紀州手まりが贈られたほか、両国の選手は会話を交わして友好を深めた。


常葉菊川、集中打で競り勝つ 日米親善高校野球第3戦

 日米親善高校野球(朝日新聞社、日本高野連主催)のため来日したアーバンユースアカデミー(カリフォルニア州)を主体とする米国選抜チームが22日、静岡市の草薙球場で、今夏の甲子園大会で準優勝に輝いた常葉菊川高校と第3戦を行った。試合は、両チームあわせて4本の本塁打が飛び出す激しい打撃戦となり、常葉菊川が11―10で勝った。
 常葉菊川は6点差を追う5回、甲子園でも見せたビッグイニングをつくって逆転した。先頭の樋口が四球で出塁すると、連打や敵失に乗じて次々と得点。1点差まで追いついた後、なおも1死三塁の好機に、5番打者の上嶋が中前に適時打を放って同点。続く石川の右前適時打で勝ち越した。
 6回には、酒井がこの試合2本目の本塁打を左翼席最上部に打ち込み、打撃戦を制した。
 中川右翼手は「米国選抜の打球は高校生の打球スピードじゃないですね。ものすごかった」と試合が終わっても興奮していた。2本塁打の酒井遊撃手は「米国選抜は個々の能力が高い。勉強になった」と話した。
 米国選抜は、3番のトーマスが自身初のサイクル安打を達成するなど、速いスイングから何度も鋭い打球を飛ばして計16安打を放ったが、守備のミスが目立ち、逆転を許した。
 試合後、トーマス左翼手は「バットがよく振れていた。だが、相手の守備がよかった」と唇をかんだ。


取り合いの末5―5の引き分け 日米親善高校野球

 日米親善高校野球大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)のため、日本を訪れている米国・アーバンユースアカデミー(UYA)選抜チームと愛知県選抜チームが24日、岡崎市民球場で親善試合をした。結果は5―5の引き分けだった。
 この日の試合では、県選抜チームが3回に1点を先制すると、UYAが4回にジェフ・ヤマグチ君の3点本塁打で逆転するなど、点を取り合う展開になった。
 試合後、UYAチームのジョナサン・シングルトン主将は「日本はチームプレーがすごい。(米国が)リードしていた7回に粘り強く反撃されたのがつらかった」。一方、県選抜チームの斎木駿主将(愛工大名電)は「あらためて米国の選手は豪快だと思った」と話した。
 米国の選手について、試合を観戦した岡崎市の初鹿栄太君(10)は「すごく体が大きい」。林寿明君(10)は「日本と違った打ち方するんだなと思った」と話していた。
 UYAチームは25日、阪神甲子園球場でブラジルに遠征する全日本選抜チームの壮行試合に臨み、日本での日程を終える。


14安打の猛攻、日本選抜圧勝 日米親善高校野球最終戦

 ブラジルに遠征する野球の日本高校選抜チームが25日、阪神甲子園球場で来日中の米国選抜と壮行試合を行った。
 第90回全国高校野球選手権記念大会の出場校から選ばれた20選手は、2日間の調整をしてこの日が初の試合となった。萩原(大阪桐蔭)、松本(横浜)の本塁打など14安打の猛攻と、6投手が16三振を奪う圧勝で力を見せつけた。
 チームは27日にサンパウロに向け出発する。

*** 以上、記事より ***

甲子園が終わったと思ったら始まった日米親善高校野球、日本チームの5戦4勝1分で幕を閉じました。
日本選抜の子たちはこれからブラジルへと旅立ちます。
しっかし、準優勝の常葉とは対戦したのに、優勝した大阪桐蔭とは試合しなかったのねー。
【2008/08/28 22:46 】 | 08野球 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
08夏・決勝
夏の高校野球:打高投低の傾向顕著 打力強化や猛暑などで

 18日に閉幕した第90回全国高校野球選手権記念大会。今春の選抜大会では本格派投手の“復権”を印象づけたのに対して、夏は大阪桐蔭(北大阪)が決勝までの全6試合で2ケタ安打を放って17年ぶりに優勝するなど、打高投低の傾向が極めて強い大会となった。
 大会通算の本塁打は前回より一気に25本増えて史上2位の49本。記念大会で前回より5試合多いが、1試合平均でも8割強増えている。なかでも、過去89回で通算30本しか出なかった満塁本塁打が、決勝を含め5本出たことは象徴的だった。
 加古川北(西兵庫)が冬場の「10万スイング」で打力アップをはかり、春夏通じて初の出場を果たしたように、各校は打力強化に取り組んでいる。さらに、甲子園特有の右から左へ吹く「浜風」の強い日が多く、打球が風に乗って左翼スタンドまで達するケースもしばしば見受けられた。
 昨年から低反発球を使用しているが、「暑さでボールが乾燥し、飛びやすくなっているのでは」という指摘もあった。その上、例年より地方大会からの間隔が短く、猛暑による疲労も加わって、評判通りの力を発揮できない投手が目立ち、打者優位に拍車がかかったようだ。
 優勝した大阪桐蔭は福島由、奥村の2投手の継投で勝ち上がり、準決勝、決勝はいずれも福島由が完投。複数投手の強みを生かした。一方で、絶対的なエースがいたチームは苦戦した。準優勝した常葉菊川(静岡)の戸狩は左ひじ痛から満足な投球ができなかった。報徳学園(東兵庫)の近田や、春の沖縄尚学に続いて沖縄勢の春夏連覇を目指した浦添商の伊波ら好投手も、試合を重ねるごとに球威が落ちていき、マウンドに立つ姿は悲壮感すら漂わせた。
 守りでは、広い守備範囲や強肩を生かしたビッグプレーが随所に飛び出す一方、平凡な打球の処理を誤って大量失点につながるケースも少なくなかった。基本動作の徹底が改めて求められる。【辻中祐子】

 ○…今大会で達成された主な記録…○
 ◇チーム大会最多打点57=大会新 大阪桐蔭が6試合で記録。第7回大会の和歌山中(4試合)の記録を更新。
 ◇チーム最多二塁打19=大会タイ 大阪桐蔭が6試合で記録。3チーム目。
 ◇チーム1イニング最多本塁打3=大会新 智弁和歌山が駒大岩見沢戦の八回に記録。この回に2打席連続本塁打した坂口の個人1イニング本塁打2も大会新。
 ◇1イニング3三塁打=大会タイ 広陵が高知戦の四回に記録。6回目。
 ◇1イニング4二塁打=大会タイ 千葉経大付が浦添商戦の七回に記録。
 ◇個人大会最多打点15=大会新 大阪桐蔭の萩原が6試合で記録。今大会の筒香(横浜)、第67回大会の藤井(宇部商)の記録を更新。
 ◇個人大会最多犠打9=大会新 浦添商の上地俊樹(3年)が5試合で記録。
 ◇個人連続試合本塁打3=大会タイ 大阪桐蔭の萩原が常葉菊川戦で記録。6人目。
 ◇個人1試合最多打点8=大会タイ 横浜の筒香が聖光学院戦で記録。2人目。
 ◇大会最多満塁本塁打5 過去の記録は2本が5回。
 ◇戦後通算1100号本塁打 鹿児島実の田野尻が日大鶴ケ丘戦で記録。
 ◇大会通算1200号本塁打 報徳学園の井上が新潟県央工戦で記録。


これがスター不在?大阪桐蔭記録尽くめV

 【大阪桐蔭17―0常葉学園菊川】大阪桐蔭が記録的な猛打で17年ぶり2度目の全国優勝を飾った。第90回全国高校野球選手権大会最終日は17日行われ、常葉学園菊川との決勝戦で、大阪桐蔭の萩原圭悟一塁手(3年)が3打点をマークして、大会個人最多となる15打点をマークするなど打線が爆発。夏の甲子園決勝戦史上最多の21安打で決勝史上最多タイの17点を挙げれば、投げては福島由登投手(3年)が5安打完封勝利で17―0で圧勝。全国4059校の頂点に立った。
 勝利の女神もあっけにとられたに違いない。打って打って、打ちまくってつかみ取った17年ぶりの全国制覇。最後の打者の投ゴロでウイニングボールを捕った萩原を中心に大阪桐蔭ナインが喜びを爆発させた。
 「今年はスーパースターがいないので、つないで勝つしかないと言ってきました。きょうはそれができたと思います」
 主砲・萩原はそう言って胸を張る。記録的な猛打は“つなぐ意識”から生まれた。ひじ痛の相手左腕エース・戸狩に、初回から容赦なく襲いかかった。萩原は1死一、二塁から大振りせずにきっちり中前へ。続く奥村の先制満塁弾を呼び込んだ。のべ5投手から決勝史上最多の21安打を放ち17得点。単打は14本だ。萩原自身も7回、史上6人目となる3試合連続アーチで打点を大会新となる15としたが、甘い球をしっかり上から叩いた。
 全6試合で2ケタ安打を記録して、大会史上2位となる通算99安打を放った打線も平田(中日)、中田(日本ハム)らスター選手がいた世代に比べて周囲の評価は低かった。その一方で最も練習をした世代でもあった。例年なら月曜日が休みだがことしは違った。エース福島由は「休みは手で数えられる」と話したほど。昨秋大阪大会準々決勝でPL学園に敗れ、目標を夏に切り替えたナインは連日ミーティングを重ねた。たどり着いた答えが“声と足”そして“つなぐ心”だった。華やかさはないが全力疾走と絶えない声で泥くさい野球を目指し、最高の舞台で最高の結果につなげた。
 大阪勢としての優勝も同校の91年以来とあって西谷監督は「大阪が弱くなったと言われると悔しい。大阪の監督に良い報告ができる」。スターはいなかったかもしれないが、全員がヒーローになってつかんだ頂点。大阪桐蔭が新たな歴史を刻んだ。
 ≪東京を抜いて勝利数もトップに≫大阪桐蔭の17得点は、夏の大会決勝戦としては88年ぶりとなる決勝戦史上最多得点タイ、得点差も最大タイとなった。初回の奥村の満塁本塁打は今大会5本目で通算35本目。決勝戦での満塁弾は昨年の副島(佐賀北)以来3度目。またチーム大会通算99安打は00年・智弁和歌山の100安打に次ぐ史上2位の快記録だった。また、大阪勢はこれで夏通算145勝。並んでいた東京を抜いて全国トップとなった。169勝の春とともに春夏いずれも1位に立った。


松坂以来の決勝完封!日本一エース福島由

 【大阪桐蔭17―0常葉学園菊川】大阪桐蔭のエース福島由が強打の常葉菊川をわずか5安打で完封。決勝戦の完封は98年、横浜・松坂(レッドソックス)以来の快挙に「出来過ぎ。100点満点に近い内容。松坂さんにどれだけ近づけるかと思って投げていました」。内角攻めに、外のスライダーをうまく配して的を絞らせなかった。腰のケガに泣かされるなど、険しい道のりを歩んでたどり着いた夢の大舞台。辻内(巨人)、中田(日本ハム)らが付けてきたエース番号を受け継いだ右腕は「大阪桐蔭の1番の責任を果たせた」と誇らしげに胸を張った。


17年前のVメンバー萩原さん応援席で涙

 【大阪桐蔭17―0常葉学園菊川】大阪桐蔭三塁側アルプス席では、91年に初出場初優勝の快挙を成し遂げたOBも感涙にむせんだ。卒業後、阪神でも活躍した萩原誠さん(35)は、東大阪市内で営む整骨院の盆休み中を利用しての応援だったが「ここまで来るとは思っていなかった。目立った選手がいるわけではなく、チームワークで戦っている」と後輩の奮闘を称えていた。


西岡、中田“わが母校おめでトーク”

 【大阪桐蔭17―0常葉学園菊川】
 ▼ロッテ・西岡(03年卒、北京五輪日本代表)励みにはなりますけど自分がケガしているので、そっち(母校の話題)を意識できない状態で…。でも、後輩たちに負けないように頑張ります。
 ▼日本ハム・中田(08年卒)今回の甲子園メンバーとは昨年まで一緒にプレーしていたので、間違いなくいいところまで行けると思っていました。僕たちができなかった全国制覇ですし、大変うれしく誇りに感じる。


まさかの大敗…しかし戸狩は笑顔で終われた

 【常葉学園菊川0―17大阪桐蔭】まさかの大敗だった。売り物の常葉学園菊川強力打線が5安打に抑えられ、投手陣は完膚なきまでに打ちのめされた。夏の甲子園決勝戦史上最多タイの17失点。それでも佐野監督は「決勝までフルスイングするウチのスタイルで来られた。選手に感謝したい」とナインを称えた。
 左ひじ痛のエース左腕戸狩は本来の140キロ台の直球は影を潜めて110キロ台がやっと。先発したが初回にいきなり満塁弾を浴びるなど5失点。後続投手も勢いを止めることができなかった。それでも最終回に再登板した戸狩は「最後に投げさせてくれたので仲間を信じて思い切り投げた。このひじでここまで来られたのは凄い」と試合後に笑顔を見せれば、再三好守を見せた町田も「最後にこういう形で終われて幸せ。いい高校野球生活だった」と涙はなかった。“らしさ”は存分に発揮した。5季連続甲子園を目指す新たな挑戦は20日から早速始まる。


良くやった佐野臨時監督…そして森下監督復帰へ

 【常葉学園菊川0―17大阪桐蔭】元中日外野手の常葉学園菊川・佐野監督は就任3カ月でチームを全国準優勝まで導いた。同校の大石富之校長(57)によれば、新チームの指導は不祥事で監督を一時退いていた森下前監督が復帰予定。今春までの部長に戻る佐野監督は「もともとこのチームは森下さんがつくったもの。今度は部長としてまた甲子園に戻ってきたい」と語った。


国体出場の12校決まる 9月28日から大分で

 日本高校野球連盟は16日、国体選考委員会(委員長=脇村春夫・日本高野連会長)を開き、国体の野球競技(硬式)に出場する12校と補欠2校を決めた。競技は9月28日から4日間、大分県で開催される。出場校は次の通り。
 ▽出場校 駒大岩見沢(北海道)、聖光学院(福島)、横浜(神奈川)、金沢(石川)、常葉菊川(静岡)、智弁和歌山、大阪桐蔭、報徳学園(兵庫)、倉敷商(岡山)、鹿児島実、浦添商(沖縄)、日田林工(大分=開催地)▽補欠校 (1)鳴門工(徳島)(2)東邦(愛知)=数字は順位

*** 以上、記事より ***

決勝戦はとりあえず自分の高校野球好きの原点・大阪桐蔭を応援していましたが、途中からは大会記録更新にどきどきしていました。
大会安打は99本で、惜しくも記録の100本(2000年智和)には届きませんでしたが、大会打点は1921年の54を抜いて56で最多記録。更に4番萩原君が大会15打点で、これも大会新だそう。ついでに決勝の最多(1920年)タイ得点&最多タイ得点差だとか。そういや初出場初優勝の時の4番も萩原君だったそうで(さすがに覚えていないけど!)、面白いものだと思いました。
ええと。常葉・森下前監督復帰。これも予測できていたことですが。だから応援したくなかったんだよな…。
そして国体。今年は大分か! 8強+2回戦で優勝校の大阪桐蔭に延長敗退した金沢、3回戦で常葉に僅差で負けた倉敷商、3回戦で報徳に負けた鹿実、開催地校の日田林工が選ばれたのはまぁ分かる気がするけど、3回戦で智和に大差で負けた駒岩が何故入る? っていうか8強+4校のはずが何故5校??→慶応が出ない模様。あー、横浜と県内で被ったからか。国体って確か県対抗だもんなぁ。
【2008/08/19 20:10 】 | 08野球 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
08夏・準決勝
前田満塁弾!常葉菊川 静岡35年ぶり決勝

  第90回全国高校野球選手権大会は17日、甲子園球場で準決勝2試合が行われ、第1試合では常葉学園菊川(静岡)が、2回に前田隆一主将(3年)の満塁本塁打などで一挙9点を挙げ、浦添商(沖縄)に9―4で逆転勝ち。同校初、静岡勢35年ぶりの決勝進出を決めた。第2試合では大阪桐蔭(北大阪)が横浜(南神奈川)を9―4で破った。4059校の頂点を決める大一番は、18日午後1時にプレーボールとなる。
 【常葉学園菊川9−4浦添商】ピンストライプのユニホームが次々と本塁を駆け抜けた。ビッグイニングに甲子園が揺れた。
 「打撃の指示はしていません。ただ、浦添商の先発が伊波君ではなかったので優位に立てた」と佐野監督。この日の浦添商の先発はエース伊波ではなく、背番号15の島根。予想外の右サイドハンドにも打線がきっちり対応した。1点を先制された直後の2回。安打と四死球で逆転に成功すると、代わった伊波にも襲いかかる。伊藤の満塁走者一掃の二塁打、さらに前田主将が2試合連発となるグランドスラムを左翼席へ叩き込み、この回だけで9点。猛打でチーム初、静岡勢では73年の静岡以来35年ぶりの決勝進出を決めた。
 3試合連続2ケタ安打と打線が好調。特に光るのは畳みかける集中打だ。3回戦(対倉敷商)の5回に7点、準々決勝(対智弁和歌山)の6回にも10点。その秘密を元中日外野手の指揮官は「一喜一憂しないこと。そして3年生のきずなです」と説明する。プロの経験から微妙な心境の変化で試合の流れが変わることがしみている。そのことを部長時代から何度も選手に言い聞かせてきた。さらにセンバツ後には不祥事で前監督がチームを去った。試練を乗り越え、どんな局面でも平静さを維持できる強い心、仲間を信じる、つなぎの野球ができるようになった。
 決勝の相手・大阪桐蔭には6月15日の練習試合で1―9の完敗を喫した。「借りを返したい」と前田。最高の舞台でリベンジを果たし、深紅の大優勝旗を手に入れる。


伊波、右肩に痛み…初の決勝ならず

 【浦添商4−9常葉学園菊川】浦添商は、1点を先制した直後の2回の投球練習で先発・島根の右ふくらはぎがつるアクシデント。その影響で制球を乱し逆転を許すと、なおも無死満塁の場面でエース伊波が登板も、伊藤に3点二塁打、前田に満塁弾を浴び、この回だけで9失点。初の決勝進出は夢と消えた。連戦の疲れで右肩に痛みを抱えていた伊波は「優勝旗を沖縄に持って帰りたかった」と涙を流した。前日に沖縄大会決勝で投げ合ったセンバツ優勝投手の沖縄尚学・東浜から「ここまで来たら優勝してくれ」とメールで激励されたが、応えることはできなかった。それでも3回からの6イニングは無失点に抑えて意地を見せ「全力を出し切った。最高の夏でした」と涙をぬぐった。


大阪桐蔭 5試合連続2ケタ安打でV王手

 【大阪桐蔭9−4横浜】大阪桐蔭の勢いが止まらない。横浜の好投手・土屋を攻略し、5試合連続の2ケタ安打で9得点。初出場で一気に頂点に上り詰めた91年以来の決勝進出を決め、西谷監督は「みんなの力を合わせて、やっとここまで来た」と大きくうなずいた。
 猛打の主役は2戦連発の4番・萩原(はぎはら)だ。9回2死二塁、甘く入ったスライダーを弾丸ライナーで右翼席へ運んだ。「自分が理想とする打球が打てました。ライナーで外野の頭を越せた」
 3回には真ん中低めの直球を左翼越えに勝ち越しの2点二塁打。5打数3安打4打点で、今大会の打点は相手の横浜の4番打者・筒香らの大会記録にあと2と迫る12になった。
 決勝で当たる常葉学園菊川は昨春のセンバツ準々決勝で敗れた相手。「リベンジしたい」と萩原は言った。91年に初出場初優勝を飾って以来、大阪勢は深紅の優勝旗を手にしていない。くしくも当時の4番は萩原(はぎわら=元阪神、近鉄)。同じ名前のスラッガーが17年ぶりの優勝へ導く。


土屋5戦610球…疲労に勝てず

 【横浜4−9大阪桐蔭】横浜は、98年にエース松坂(現レッドソックス)で優勝して以来、10年ぶりの決勝進出を逃した。14安打9失点と打ち込まれた左腕・土屋は「3回くらいで握力がなくなった」と肩を落とした。06年夏の初戦で大阪桐蔭に敗れた時のエース・川角(現青学大)から「絶対頑張れよ」と電話で激励された。さらに8月17日は13年前、当時エースで4番だった丹波慎也さんが急性心不全で亡くなった命日。白星を届けたかったが、疲労には勝てなかった。それでも5試合で4完投、610球を投げ抜き「甲子園に長くいられて良かった」と涙はなかった。この日は打点なしに終わり、1大会の最多打点の新記録を逃した2年生4番・筒香(つつごう)は「来年は今年を超える成績を目指したい」と目を赤くして誓った。
 ≪渡辺監督が続投に意欲≫体調面の不安などから今後の去就が注目されていた横浜・渡辺監督が続投に意欲を見せた。準決勝で敗退後に「このチームでここまでこられて非常に満足している。下級生も何人か残るし、今度の関東大会は神奈川開催。次のセンバツにぜひ帰ってきたい」と話した。今大会中も散歩を欠かさず体調管理。「帰っても休みは1日ぐらいかな」と苦笑いしながら早くも新しいチームづくりを見据えていた。

*** 以上、記事より ***

準決勝はどう転ぶか分からない試合でしたが…2戦ともスコアが9-4。ビッグイニングを作ったチームがそのまま勝っちゃった、って感じです。
「本命のいない夏」と言い続けて、それでもそれなりに楽しんできましたが、何かもうぶっちゃけどっちが優勝でもいいよ! 何の為に休んだんだよ! って気分になりつつあります。
横浜は関東だし、浦添商は春夏沖縄勢制覇がかかっていたから応援したかったけど、大阪桐蔭はそりゃ高校野球にはまったきっかけだけど…常葉の現監督は男前だけど(関係ない)、休暇取るほどでもなかったかも知れない。見ごたえのある試合だといいなぁ。
※休んでいるから素敵な時間の投稿です。
【2008/08/18 09:15 】 | 08野球 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
08夏・準々決勝
夏の高校野球:大阪桐蔭、報徳学園に逆転勝ちでベスト4

 第90回全国高校野球選手権記念大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催)は第14日の15日、準々決勝が行われ第1試合の報徳学園(東兵庫)−大阪桐蔭(北大阪)の近畿勢同士の対決は、大阪桐蔭が7−4で逆転勝ちで制してベスト4に1番乗り。
 ○大阪桐蔭(北大阪)7−4報徳学園(東兵庫)●
 大阪桐蔭が報徳学園の左腕・近田に16安打を浴びせた。二回に奥村の左越えソロで同点。その後3点をリードされたが、五回に1点を返し、六回には4長短打と暴投などで3点を奪い逆転。七回には萩原の右越えソロ、八回にも萩原の左前適時打で加点した。救援の奥村が六、七回を無失点でしのぎ、先発の福島由が八回から再登板して逃げ切った。
 報徳学園は二回に中村の右越え適時二塁打で先制。四回は近田の適時三塁打で勝ち越し、五回には西郷が右越え2ランしたものの、3回戦まですべて完投の近田が本来の投球をできなかった。
 ▽大阪桐蔭・西谷浩一監督 1、2点差でついていけば、と考えていたが、選手たちがあきらめずやってくれた。粘りの報徳に勝てて、勢いがつくと思う。
 ▽報徳学園・永田裕治監督 完全な力負け。タレントぞろいだった去年より上に行けたのは、この子たちの精いっぱいの気持ちの部分だったと思う。
 ○…大阪桐蔭の4番・萩原は報徳学園・近田の直球だけを狙っていた。逆転した六回は先頭打者として右前打、七回には右越えソロ。「ベルト付近の甘い直球を見逃さずたたいていこうと思っていた」
 直球狙いは記録員の矢野宏一君(3年)のアドバイスだった。ダッグアウトでスコアをつけながら近田の投球を分析していた矢野君は「変化球が入らないからストレートでカウントを取ってくる」と助言。回が進むごとに疲れが出てきた近田の甘く入った球を、萩原は見逃さなかった。
 ○…五回2死二塁、報徳学園・西郷が右翼席へ放った本塁打は会心の当たりだった。内角高めの難しい球を、体の回転をきかせて運んだ。リードを3点に広げ「やっとチームに貢献できた」と喜んだ。
 力みから1、2回戦は無安打。「せっかく甲子園でプレーできるのだから」と開き直って自分のスイングを取り戻した。本塁打の場面は、2死になってまで送った走者を還そうと思い切り振った。
 しかし、チームは逆転負け。2年生の西郷は「来年はまたいいチームで甲子園に来たい」と泣きじゃくった。


浦添商 延長10回スクイズ決勝点で慶応下す

 第90回全国高校野球選手権大会第14日は15日、甲子園球場で準々決勝2試合が行われた。第2試合では、浦添商が延長10回にセーフティースクイズで決勝点を奪い、慶応に4―3で勝利。11年ぶり2度目の4強進出を決め、沖縄勢春夏連覇にあと2勝とした。また第1試合は大阪桐蔭が報徳学園を7―4で下し、3年ぶりの4強進出。16日は残りの準々決勝2試合が行われる。
 【浦添商4―3慶応】浦添商の神谷監督は決めていた。「3バントでもスクイズだ」と。3―3の延長10回、1死三塁から上地俊のセーフティースクイズで勝ち越した。その裏の守りをエース伊波が締めると、女房役・山城と抱き合って優勝したような騒ぎ。浦添商が慶応との激闘を制し、11年ぶりのベスト4進出だ。
 緊迫の場面でも上地俊は冷静だった。初球にバントの構えで内野の動きを確認。三塁手のダッシュが鈍いのを察知し、カウント1―1から三塁前へ転がした。大会記録の9犠打を決めた“バント職人”は「絶対に決める自信がありました」と胸を張った。セーフティーバントはセンバツ優勝校で、沖縄大会決勝で下した沖縄尚学の得意技。上地俊はライバルを倒すため、ビデオで繰り返して見ているうちに奥義を学んだ。冬場には1時間の居残り練習でバントだけを特訓。大一番でその成果を発揮した。
 肩に張りを訴え、7回からの登板となった伊波がいきなり逆転を許したが、8回に山城の中犠飛ですぐに追いついた。この日は63回目の終戦記念日。山城は沖縄戦の激戦地だった伊江島出身で伯母2人を亡くしている。「苦しい試合だった」。全精力を傾け、記念日の1勝をもぎ取った。
 神谷監督は「凄い子供たちです」と声を震わせた。沖縄尚学に続く沖縄勢の春夏連覇まであと2勝だ。58年に沖縄代表として首里が初めて甲子園の土を踏んでから50回目の夏。沖縄の球史に新しい1ページを刻むときが来た。
 <慶応 田村が大粒の涙「ここまでこれたのは奇跡的」>「笑っていようぜ」の掛け声の中グラウンドを後にした“力道山の孫”田村だったが、報道陣の前では大粒の涙を流した。「後悔はないです。でも左肩痛でみんなに迷惑かけた時期があって…」。3年間の思い出が脳裏をよぎった。
 「相手の裏をかいた」という上田監督の決断で、県予選から6試合続いた田村―只野のリレーを逆にして臨んだ一戦。田村は5回から登板したが、7回に左足親指付け根を裂傷した。その裏の打席で一時は勝ち越しとなる適時打を放ったが、8回が始まる前に約10分間の治療。球威は落ち、10回に決勝点を許した。
 92年ぶり全国制覇はかなわなかったが、田村は「ここまでこれたのは奇跡的。この場所で自分は成長できた」と感謝をささげた。1メートル86の大型左腕は慶大への進学が濃厚で、今度は舞台を甲子園から神宮へと移す。


常葉菊川13点、智弁和歌山に競り勝ち4強

(16日、常葉菊川13―10智弁和歌山)
 常葉菊川(静岡)が打撃戦に競り勝った。5回に死球を足場に酒井の適時打などで逆転。6回には前田の左越え3点本塁打からたたみかけた。さらに5長短打に敵失や3四死球などを絡め10点を奪った。智弁和歌山も終盤、持ち前の強打を発揮し反撃したが、6回の失点が大きすぎた。
 ○佐野監督(常) 「今日はたまたま勝てただけ。あの粘りと落ち着き。目標のチームです。高嶋監督の姿が視界から消えなかった」
 ●高嶋監督(和) 終盤、強打の本領を発揮したが及ばず。「前半、ランナーを出しながら得点できなかった。あれでは甲子園では勝てない。もっと精神的に強くなって欲しい」
 ○伊藤(常) 3安打。「ラッキーな安打もあり、ついている。3回戦の本塁打から、状態もあがってきている」と笑顔。
 ○酒井(常) 5回2死二、三塁で、遊撃正面のゴロがイレギュラーし逆転の2点適時打に。「ラッキー。甲子園の神様が味方してくれた」
 ○栩木(とちぎ)(常) 2年生捕手。「智弁の終盤の反撃は味わったことのない迫力でした。でも、まだ3点あると、何とか冷静になれた」
 ○町田(常) 9回、痛烈な二ゴロを右ひざのユニホームがやぶけるほど厳しい姿勢で好捕、併殺につなげる。「甲子園は4回目。追い込まれても経験があるので、ああいうプレーができる」
 ●西川(和) 唯一の1年生。三塁の守備で2失策も、終盤に2三塁打。涙声で、「先輩には『よくつないでくれた』と言われました」。
 ●岡田(和) 3点本塁打を浴びるなど6回途中までで6失点。「1回から、いつかは点を取られるだろうと思っていた。気持ちで負けた」
 ●芝田(和) 6回途中から登板。打者6人に、1死しか取れずに降板。「あまりにも急な登板で、気持ちの準備ができていなかった」
 ●勝谷(和) 8、9回の反撃機に凡退の主将。「いけいけムードをつぶしてしまった。3番としてつなぐ役割を果たせなかった」


夏祭り第2弾!常葉菊川6回猛爆10点

 【常葉学園菊川13−10智弁和歌山】第90回全国高校野球選手権大会の準々決勝2試合が行われた。常葉学園菊川は、智弁和歌山との乱打戦を制し13―10で勝利。2年連続で準決勝進出を決めた。
 スコアボードに「10」の数字が刻まれると4万3000人の大観衆からため息が漏れた。「小差で決まるとは思っていなかったけど…。たまたま勝てましたよ」。持ち前のフルスイング野球でノーガードの打ち合いを制した元中日の佐野監督は流れる汗をぬぐった。
 5回に逆転し、1点リードで迎えた6回。無死一、二塁で前田が「最高の感触」という3ランを左翼席にぶち込んだ。昨年のセンバツでは仙台育英の由規(現ヤクルト)から決勝打を放った頼れる主将の一発を号砲にこの回7安打に4四死球を絡め打者15人で一挙10得点。「何とかあいつを助けないと」(前田)と、左ひじ痛を押して5回途中から登板したエース戸狩を援護した。
 静岡勢の2年連続4強は40年の島田商以来68年ぶり。静岡大会決勝で「最大の夏祭りで行こう」と声を掛け、4年連続切符をつかみ取った佐野監督は、この日の試合前は「夏祭り第2弾だ」とナインを鼓舞した。「このまま最後まで夏祭りをやりたい」と、打撃戦に自信を見せる前田。しゃく熱の甲子園で着火中の常葉打線はあと2勝の頂点へさらに上昇カーブを描く。
 ≪町田が超美技!≫9回にエース戸狩を救う超美技が飛び出した。13―6から13―10と迫られ、なおも無死一塁。智弁和歌山の3番・勝谷が放った痛烈な打球に、二塁手・町田が瞬時の反応で倒れながらショートバウンドでさばき、華麗に併殺を完成。自らのスパイクでユニホームの右ひじ内側部分を約15センチも切るアクロバチックな身のこなしに「強打者なので速い打球は予測していた」と胸を張った。


坂口 猛追に感極まり「悔いはない」

 【智弁和歌山10−13常葉学園菊川】9回2死、打席に立った智弁和歌山・坂口の目は涙で光っていた。11点差を追いかけ、8回には自ら2点適時三塁打を放つなど3点差まで迫った。この回に飛び出た浦田の2ランに感極まり「今までのことが結果に出てうれしくてしようがなかった」。そして打席に向かう前に三宅部長に初めて「ホームランを狙ってもいいですか?」と聞いた。結果は三ゴロ。3回戦の駒大岩見沢戦で大会史上初の1イニング2本塁打を記録した大会屈指のスラッガーの夏は最後の打者で幕を閉じた。今後は東海大へ進学する。「最後は何も考えなかった。仲間とここまでできて悔いはないです」。試合後も涙は止まらなかった。


横浜、大技小技で15得点し4強 聖光学院、流れ呼べず

(16日、横浜15―1聖光学院)
 横浜の攻めはそつがない。2回、土屋の右前適時打と中原の中犠飛で2点を先取。5回に筒香の本塁打で加点、6回には再び筒香が満塁本塁打を放って差を広げた。好機になると確実な送りバントと長打攻勢。大技、小技で圧倒したが、走者が投手の牽制(けんせい)に3度刺されるなど、雑な走塁が反省点。
 聖光学院は4回、関根、安田が中前安打し内野ゴロの間に1点をかえした。中堅方向に打ち返す基本の打撃をみせたが、尻上がりに調子を上げる土屋に的を絞れなかった。救援した佐藤竜が本来の球の切れを欠き、流れを戻せなかったのも誤算。(井上明)
 ○小川健(横) 4回、主将として待望の甲子園初安打。「本当にホッとした。人生で一番うれしいヒット」
 ○土屋(横) 3回戦の2失点完投に続き、この日は8回1失点と好投。「調子は上がってきている。準決勝では低め低めに投げたい」
 ○松本(横) 大阪桐蔭に敗れた2年前の夏を経験。「(主将の)小川健に安打が出てチームとして一番いい形で準決勝に臨める。なんとしても勝ちたい」
 ○中原(横) 2年生の9番打者は2回の中犠飛など2打点。「スクイズの指示が出ると思っていた。何とか打ってかえせてほっとしました」
 ●佐藤拓(聖) 2二塁打を放つも「打てたけど、チームの勝利につながらなければ意味がありません」。
 ●横山(聖) 6回途中から登板し、4失点と悪い流れを食い止められず。「完全に力負け。今までに経験のない鋭いスイングをされた」


筒香連発!大会タイだ8打点&通算14打点

 【横浜15−1聖光学園】第90回全国高校野球選手権大会の準々決勝2試合が行われた。第2試合は横浜が15―1で聖光学園に大勝。4番・筒香(つつごう)嘉智一塁手(2年)が2打席連続本塁打を含む5打数3安打と爆発し、1試合8打点と通算14打点の大会タイ記録を樹立した。
 右翼から左翼へ吹き抜ける強烈な浜風も関係ない。これぞ“ハマの4番”という筒香の打球が右翼席に2度突き刺さった。まずは2点リードの5回2死二塁。内角スライダーをポール際に運ぶと、6回は2死満塁の絶好機で回ってきた。今度は内角直球をジャストミート。2打席連発となるグランドスラムで観衆の度肝を抜いた。
 まだ2年生だが、公式戦通算33本目。自身初の満塁弾にも「センター返しを心掛けた結果」とあくまでも謙虚だ。この回終了後に突然の大雨で42分間の中断。この時点では試合は成立しておらず、ベンチ裏では「ノーゲームになったら本塁打がなくなっちゃうかな」と不安に駆られた。それでも高野連関係者の「必ずやるから」の言葉を聞き「安心した」という。
 再開後の7回にも左中間を破る2点二塁打。1試合8打点は個人最多タイ記録で、大会通算でも85年に宇部商の藤井進がマークした14打点の最多記録に並び「きょうは95点の出来」とポーカーフェースを崩した。
 1年夏から4番に座った逸材だが、南神奈川大会は極度の不振。しかし、7番に下がった初戦の浦和学院戦で本塁打を含む4打点を挙げると、小倉部長が「これだけ打球を飛ばすヤツは見たことない」と称賛する長打力が復活し、4番の座を取り戻した。3回戦の仙台育英戦で右手甲を打撲。痛め止めをのんでの強行出場だったが、きっちり4番の役目を果たした。
 松坂(現レッドソックス)らを擁した98年以来の頂点まであと2勝。準決勝の相手は06年夏に初戦で敗れた大阪桐蔭だ。「相手は強豪校。みんなで力を合わせて勝ちたい」と筒香。この男がいる限り、横浜はまだ負けない。
 ≪横浜は夏通算30勝、神奈川県勢通算170勝≫横浜が聖光学院を下し、神奈川県勢通算170勝目、同校としては夏通算30勝目を挙げた。渡辺監督は甲子園通算勝利数を47とし、帝京・前田三夫監督を抜いて単独3位に浮上。夏は26勝で、沖縄水産・栽弘義監督を抜いて単独6位となった。
 ◆筒香アラカルト
 ☆プロフィル 1991年(平3)11月26日、和歌山県橋本市生まれの16歳。小2から和歌山ニューメッツで野球を始め、全国大会4強。中学では堺ビッグボーイズで全国大会8強。横浜では入学直後の春季神奈川県大会でいきなり4番。家族は両親と兄、双子の姉。1メートル83、85キロ。右投げ左打ち。
 ☆趣味 数少ない休日は横浜の街に繰り出して洋服を買う。好きな歌手は浜崎あゆみ。好きな映画は「となりのトトロ」。
 ☆努力の人 大阪入り後、大会前唯一のオフだった日には1人で尼崎市内のバッティングセンターで打ち込み。普段の練習でも必ず最後まで居残り練習を続ける。
 ☆兄 尽誠学園で甲子園にも出場した兄・裕さん(26)が、筒香の横浜入学と同時に横浜市内へ転居。仕事の合間に練習見学に来るなどサポートしている。


聖光学院 福島県37年ぶり4強ならず…

 【聖光学院1−15横浜】福島県勢37年ぶりの4強の夢は、横浜打線の前に砕け散った。エース仲田ら3投手が18安打を浴びて15失点。斎藤監督は「筒香の前に走者を出したくなかった。4季連続出場で8強まで来たけど、ここからが苦しい。まだまだ力不足」と肩を落とした。横浜のエース土屋を想定した打撃練習を行い、バッテリーは徹底的に相手打者を研究した。しかし、結果は大敗に終わった。5回5失点KOの仲田は「球威不足を制球で補おうと思ったんですが…」。女房役の竹沢は「甘い球を打ち損じてくれなかった。スイングスピードも凄かった」と唇をかんでいた。

*** 以上、記事より ***

準々決勝は接戦と、大味な試合になりました。
筒香君の記事を見てひとこと。ハンカチの時も驚いたけど、最近は兄貴が弟をサポートするのが流行りなのか…?

そしてタイムリミット。出かけないとー。帰宅した頃には既に決勝の組み合わせが決まっているはず。
【2008/08/17 12:52 】 | 08野球 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
08夏・3回戦
聖光カキーン!カキーン!カキーン!カキーン!

 【聖光学院5―2市岐阜商】福島県勢33年ぶりの8強に聖光学院ナインの笑顔がはじけた。斎藤監督は「自分も選手も3回戦の壁というプレッシャーがあったけど練習通りに投げて走って打ってくれた」と表情を崩した。
 1点を追う6回2死二塁から4連続適時打で4点を奪い逆転。中でもエースの佐藤竜は6回の勝ち越し左前打に、投げてもスクリューボールを駆使して2失点完投と大活躍だった。
 「練習通り」が“聖光野球”の神髄だ。初出場の01年は力を発揮できず明豊に0―20で大敗。精神力強化の必要性を痛感した指揮官は徹底的に心を鍛える指導方針を取り入れた。これが4季連続出場、そして同校初の8強へとつながった。「練習通りのプレーで全国制覇を目指します」と黒羽主将。“普段着野球”で県勢初の頂点を狙う。
 <岐阜・市岐阜商 あと1つ勝ちたかった…>1点リードの6回2死二塁から4連打を浴びて4失点。試合を一気にひっくり返された。秋田監督は「大変悔しい負け方。ワンチャンスで試合を決められてしまった」と勝負どころでの詰めの甘さを嘆いた。学校法人立命館から移管提案を受け、学校は存廃の間で揺れている。監督は「野球部が活躍して(現校名を)アピールしようとこの1年やってきた。そのためにも、あと1つは勝ちたかった」と悔しそうに話した。


2年連続ミラクル3ラン!常葉の伊藤だ!

 【常葉学園菊川11―9倉敷商】あの感触がよみがえった。左翼席に吸い込まれる白球を目で追いながら伊藤は足早にダイヤモンドを駆け抜けた。6点を追う5回。4安打で4点を返し、なおも2死一、三塁の好機。ここで昨夏の3回戦・日南学園戦で8回に代打同点3ランを放った伊藤に打席が回ってきた。
 「ここまで2三振。つなぐことを考えました」
 コンパクトに振り抜いた打球は、昨夏とほぼ同じ場所に飛び込む逆転3ランになった。6回に同点とされたが、8回には町田の中越え2ランなどで4点。最大6点差をひっくり返して2年連続8強入りを決めた。
 初戦の福知山成美戦で3安打と元気がなかった打線が、この日は13安打11点と復調。3回の攻撃前に、浜松商の外野手として出場した84年夏の智弁学園戦で、7点差を逆転して勝った経験をナインに伝えた佐野監督も「よく打ってくれた」とニンマリだ。
 左ひじの違和感で登板を回避したエース戸狩の状態は心配だが、豪打を取り戻した打線で一気に頂点へ駆け上がる。
 <岡山・倉敷商6点リードも…星野さんスイマセン>最大6点のリードを守れずに逆転負け。OBで北京五輪日本代表を率いる星野監督に、8強の吉報を届けることはかなわなかった。初回に5点、3回にも1点を加え主導権を握ったが、5回に失策をきっかけにエース木元がつかまった。3ランを含む7安打を浴びて7点を失い、逆転を許した。8回にも4点を失った左腕は「相手の雰囲気にのみ込まれて、制球が甘くなった。情けない」と唇をかんだ。「自分たちは負けたけど、星野さんには金メダルを獲ってほしい」と金谷主将。夜には宿舎で大型テレビを前にチーム全員で大先輩に声援を送った。


きっかけは、守りの小さなほころび 倉敷商

(13日、常葉菊川11―9倉敷商)
 「二つの失策で11点をとられました」。森光監督の言葉が痛々しい。倉敷商は6点を先行し優位に進めた試合が、小さなほころびで暗転した。
 5回1死二塁。平凡なゴロを処理した遊撃手・金谷の一塁への送球がワンバウンドとなり、1点目を許す。「大事にいきすぎた」と主将。ここでアウトをとっていれば、大量失点は防げたかも。8回の4失点も失策から始まった。
 地方大会と甲子園の初戦を含め、1失策の堅守が初めて崩れた。金谷は「ミスにつけ込まれた」と悔やんだ。
 ミスは痛かったが、十分に相手を苦しめた。1回に金谷の先制打から5点を先取。9回も追い上げた。金谷は「実績は相手が上でも気持ちは負けていない」と涙をふいた。優勝候補に堂々と抵抗した2時間5分だった。


甲子園の歴史に残った!坂口1イニング2発

 第90回全国高校野球選手権第11日は12日、甲子園球場で3回戦4試合が行われた。第3試合では智弁和歌山の坂口真規一塁手(3年)が8回に春夏通じて史上初となる1イニング2本塁打をマークするなど11得点を奪い、駒大岩見沢に逆転勝ち。2年ぶりの8強進出を決めた。第2試合では常葉学園菊川も6点ビハインドをはね返して倉敷商に逆転勝利。聖光学園、報徳学園とともに準々決勝に駒を進めた。14日は3回戦4試合が行われる。
 【智弁和歌山15―3駒大岩見沢】満員の4万6000人で埋まったスタンドのざわめきはしばらく収まらなかった。4番・坂口が甲子園で史上初となる1イニング2本塁打を記録した。
 「僕もビックリです。たまたまバットに当たって飛んでいった。頭の中は真っ白でした」
 歴史的な2発は8回に飛び出した。まずは1点を追う無死一、二塁。それまで3打席無安打に抑えられていた左腕・板木の甘い直球を弾丸ライナーでバックスクリーン左へ突き刺す逆転3ラン。「ストライクが来たので素直にバットを出した」という一発で打線が活気づいた。再び回ってきた打席で、今度は沼舘の変化球を左翼席へ高校通算27号となるソロ。大量11点の猛攻を締めた。この回は勝谷も3ラン。チーム1イニング3発も史上初だった。
 痛めている右足首は万全に遠い。地方大会前に骨折が判明。それでも全試合出場にこだわった。この日もテーピングを施し、痛み止めを飲んでの出場。「打てそうな感じが体からわいてきた。痛みどうこうの問題じゃない。体が震えた」。劣勢ムードを一気に変えた4番を高嶋監督も「これまでの選手の中でも3本の指に入るんじゃないか」と称えた。
 指揮官の甲子園通算勝利数は56に伸びた。あと3勝して優勝すればPL学園・中村元監督を抜き歴代1位に躍り出る。「1勝でも多く高嶋先生にプレゼントしたい」。坂口の目はしっかりと頂点をとらえている。
 ◆坂口 真規(さかぐち・まさき)1990年(平2)9月29日、和歌山県生まれの17歳。打田中ではヤングリーグの「打田タイガース」に所属し、3年春夏と全国大会準優勝。高校では1年夏からベンチ入りし、2年夏も甲子園出場。高校通算27本塁打。家族は両親と妹。1メートル86、90キロ。右投げ右打ち


終盤に猛打、智弁和歌山が駒大岩見沢下し8強

(13日、智弁和歌山15―3駒大岩見沢)
 豪打に自信の智弁和歌山が終盤持ち味を発揮した。8回先頭の芝田が安打で出塁。強攻策をとり勝谷も安打して無死一、二塁、坂口の本塁打で逆転した。さらに勝谷、坂口の連続本塁打などで圧倒した。駒大岩見沢(北北海道)の板木は中盤までの的を絞らせない投球が光ったが、力尽きた。
 ○西川(和) 先発2試合目の1年生が2安打1打点。「相手に助けてもらった安打ばかり。先輩とは格の差があります。でも、甲子園はすごく楽しい」
 ○勝谷(和) 8回に3点本塁打の主将。「後ろに坂口がいるから楽に打てる。終盤はいいリズムだったが、エンジンのかかりが遅い」
 ●高橋監督(駒) 「力負け。坂口君の3ランは仕方ない。その後を踏ん張れたら、攻撃の芽もあったんだが……。相手が一枚上でした」
 ●板木(駒) 左腕は8回に力尽きる。「(坂口の)逆転弾は、バットに当たる音でやられたと思った。思い切り腕を振ったから悔いはない」
 ●松本(駒) 捕手として、投手陣を引っ張った。「坂口君には1打席1打席配球を変えていたのですが……。すばらしいバッターでした」
 ●小川(駒) 8回に坂口に一発を浴びるも、9回は二飛に仕留めた。「最後は一度打たれたスライダーで勝負しました。この経験を役立てて、来年帰ってきます」


報徳部員108人一丸の27年ぶり8強!

 【報徳学園7―3鹿児島実】サヨナラで制した過去2戦のような派手さはないが、安定した試合運びで、優勝した81年以来、27年ぶりの8強入りを決めた報徳学園。エース左腕の近田は7安打8四死球を許しながら3試合連続無失策の守備と打線の援護に助けられて3失点完投。「大会前から、みんなで新しい伝統をつくろうと話していた。次は立ち上がり、中盤、終盤とすべてに気をつけます」と意気込んだ。投打がかみ合った勝利に永田監督も「部員108人が一つになって戦っているのを感じる」と手応えを口にした。
 <鹿児島・鹿児島実 背番号10意地の直球!直球!直球!>鹿児島実の岩下が12安打で7失点と打ち込まれ、12年ぶりの8強を逃した。今大会2試合で17回を投げて2失点と好調だった背番号10は「悔しいの一言。低めに投げようとしたけど、力んで高めに浮いた。相手の力が1枚も2枚も上でした」と完敗を認めた。最後の回となった8回はこれでもかと直球を投げ続けた。「悔いが残る球は投げたくなかった。直球は一番自信がある。自分の気持ちを下級生に伝えたかった」ときっぱり話した。


報徳学園コツコツ加点、鹿児島実を下し8強

 報徳学園(東兵庫)が鹿児島実の右腕岩下を攻略。2回1死後、3連打に盗塁を絡めて先制。さらに中川のスクイズなどで計3点を挙げた。直球に狙いを絞った打撃が光り、その後も小刻みに加点。9回に森田が2点本塁打を放った鹿児島実だが、5イニングも得点機を逸したのが痛かった。
 ○中村(報) 2回に右翼越えの先制二塁打。「調子が悪かったので、今日はいつもよりオープンスタンスにしたのがよかった」
 ○中川(報) 外角低めの球をうまく転がし2点目のスクイズを決める。「毎日鍛えてきたので自信があった。練習通りです」
 ○井上(報) 3安打3打点の4番打者。「苦手なスライダーも気合で打った。欲を言えば、もうちょっといい当たりがほしかった」
 ●宮下監督(鹿) 「送りバントのあとの1本が出なかった。最後は森田が意地を見せてくれて本当に感謝してます」
 ●田野尻(鹿) 本塁寄りに立って死球で2度出塁。3試合で計5死球。「全然、大丈夫。当たってでもチャンスを広げたかった」
 ●福永(鹿) 5回1死一、三塁で中犠飛を放つ。「最低限の役割。でも安打でつなぎたかった」。2年生、「また甲子園に来たい」。
 ●森田(鹿) 9回、一矢報いる本塁打。「悔いの残らないようフルスイングしようと思っていた。高校最後の打席が本塁打で終われてよかった」


伊波 沖縄勢春夏連覇へ3戦連続完投!

 【浦添商3−1関東一】浦添商エース伊波が3戦連続完投。強打の関東一を8安打1失点に抑え「最後まで集中して投げられました」と浅黒い顔に笑みを浮かべた。配球が単調になって9失点と打ち込まれた2回戦・千葉経大付戦の内容を反省。「投げ急がなかった。神谷監督からずっと言われてきたけど、やっとできた」。センバツを制した沖縄尚学に続く沖縄勢での春夏連覇、そして悲願の全国制覇へ。南国の剛腕を中心に、確かな足取りで一歩近づいた。
 <関東一 押久保好投も援護できず>関東一の23年ぶり8強の夢は、沖縄の剛腕に打ち砕かれた。この日は右下手の押久保が東東京大会4回戦の帝京戦で5失点完投して以来の先発。緩急をつけて7回を7安打3失点と好投したが、頼みの打線が最速146キロの直球で大胆に内角を攻める伊波の前に8安打1得点と機能しなかった。今大会2試合先発のエース松本に代え、サブマリンを起用した米沢監督は「浦添打線は緩い球に合わないと思った。よく投げたと思う」と2年生を称えた。


慶応“必勝”完封リレー!92年ぶり夏3勝

 【慶応2−0青森山田】第90回全国高校野球選手権大会第13日は14日、甲子園球場で3回戦4試合が行われた。第2試合は慶応が田村圭(3年)―只野尚彦(3年)の完封リレーで快勝。横浜も勝ち、神奈川県勢として初の2校同時8強入りを果たした。また浦添商、大阪桐蔭も勝利し、これで8強が出そろった。
 田村がポンと手を叩きながら勢いよくベンチを飛び出す。甲子園では34年ぶり3度目の2戦連続完封リレーを締めた只野と、今夏3度目のハイタッチだ。「後半は疲れて。実は早く只野につなぎたかった」
 6回2/3を3安打無失点。言葉とは裏腹にスキはない。この日の快投で通算19回2/3を投げ防御率は0・92。2番手・只野も2回1/3を無失点に抑えた。甲子園初のイニング途中での継投はライバルの助言から生まれた。初戦の松商学園戦に快勝した翌6日。上田監督は大阪市内で同宿となっている横浜の小倉部長から「只野は回の頭より2死からの方が落ち着いて投げている」と言われたという。88年前の第6回大会は15校参加とあり2勝で決勝に進出したため、全国制覇した第2回以来、92年ぶりの夏3勝をもぎ取った。
 ベスト4を懸け、15日は沖縄・浦添商の右腕・伊波と激突。「勝利に浮かれると予選で敗れたチームに申し訳ない。全力でやろう」と上田監督はナインに緊張感を持続させた。慶応ボーイはおごることなく南国の剛腕に立ち向かう。
 <青森山田 木下力投も…あと1本が出ず>青森山田は、慶応の継投策に、9年ぶりの8強進出を阻まれた。2戦連続完投のエース木下は初回こそ先制点を献上したが、7回まで2失点に抑える力投。しかし、打線は4回1死一、二塁の同点機を併殺でつぶすなど、あと1本が出なかった。長谷川主将は「相手のミスに突け込めなかった。最後の最後に完封されて悔しい」と肩を落としていた。


大阪桐蔭 猛打で逃げ切る!次は近田討ちだ

 【大阪桐蔭7−5東邦】3戦連続2ケタとなる13安打7得点で最後の8強に名乗りを上げた。初回から4回まで1点ずつ加えると、6回には3連打などで3点を追加。終盤、東邦の猛攻に苦しめられたが、逃げ切った。15日の準々決勝では報徳学園と激突。プロ注目左腕・近田との対戦へ向け、この日4打数1安打のリードオフマン浅村は「同じ近畿なので負けたくない」と気を引き締めていた。
 <東邦 終盤の反撃で意地「100点満点」>東邦は、終盤の猛反撃で意地を見せた。8回に小宅のソロ、9回には山田主将の左前適時打などで3点を返したが、16年ぶりの8強入りはならず。山田は「楽しかった。みんなが打ってくれると信じていた」と目を腫らした。東邦といえば投手を中心とした守りが伝統。しかし今大会は打撃力を存分に披露した。森田監督は「僕の下で3年間必死に食らいついた結果。悔いはない。100点満点です」とナインを称えた。


土屋完投で横浜8強!甲子園50勝だ

 【横浜3−2仙台育英】第90回全国高校野球選手権大会第13日は14日、甲子園球場で3回戦4試合が行われた。第4試合は横浜の大石竜太遊撃手(1年)が5打数3安打1打点と活躍し、逆転で仙台育英を下した。横浜は4年ぶりの8強進出とともに、春夏通算甲子園50勝に到達した。
 火照る体に、浜風が心地いい。粘りに粘って横浜が8強への扉を開いた。同点の9回2死二、三塁から暴投で勝ち越し。エース土屋が気迫の122球完投で、04年夏以来の準々決勝進出だ。「信じられない。打てなくても我慢した選手を褒めてやりたい」と渡辺監督。甲子園通算46勝とし、帝京・前田三夫監督に並ぶ3位タイに浮上した。
 初戦に続き、しぶとい打撃を見せたのは1年生の大石だ。1点を追う3回2死三塁から中前へ同点打。さらに同じ1年の仙台育英・木村から7、9回にも左前打を放ち、勝利をおぜん立てした。「プレッシャーは多かったけど、木村から打てたのは自信になった」。1年生から名門のレギュラーを務めるだけに毎日が緊張の連続。救いは渡辺監督の孫・佳明くん(11)の存在だ。夏休みを利用して大阪入りしている佳明くんは前日の練習も遊びに来た。「ヨシとかヨッシーとか呼んでます。弟みたいでかわいいし、なんか見てるとホッとする」。心強い味方も得て、甲子園でも暴れ回った。
 横浜としても甲子園春夏通算50勝目の節目の勝利に到達した。「ここまで来られるとは思っていなかった。あとは選手を信じて我慢していきたい」と指揮官。松坂(レッドソックス)を擁した98年以来の全国制覇まであと3勝。Vロードの折り返し地点を今、駆け抜けた。
 ≪横浜 全国単独13位≫横浜(南神奈川)が14日の第4試合で仙台育英に辛勝。これで甲子園春夏通算50勝となり、大体大浪商と智弁和歌山を抜いて全国単独13位となった。ちなみに全国1位は中京大中京の120勝。また、慶応(北神奈川)とともに神奈川勢初の2校8強進出も決めた。都道府県勢2校の同時8強進出は06年の帝京(東東京)と早実(西東京)、98年のPL学園(南大阪)と関大一(北大阪)など5度目。
 <仙台育英 木村、無念の暴投>仙台育英は、狙い通り接戦に持ち込んだが、9回に1年生左腕・木村の暴投で勝ち越し点を献上。14年ぶりの8強入りはならなかった。3回途中からマウンドに上がった木村は「体力がないから、だんだん下半身に力が入らなくなってしまった」と無念の表情。佐々木監督は「理想の展開だったけど、最後に運が横浜にいってしまった。木村はよく投げた。責められない」とかばっていた。

*** 以上、記事より ***

3回戦が終わり、8強が出揃いました。結果だけ見たら勝敗予想は8試合全て当たっていたのですが、内容が予想外の試合がたくさんありました…。
もう準々決勝で一部結果も出ていますが、以下、拾い切れなかった記事他より。
・倉敷商2年生…監督曰く「土を拾ってなかったようなので、期待しています」。ふぁいと!
・駒岩2年投手・小川君…「この経験を役立てて、来年帰ってきます」って。坂口君@智和に対して、HR打たれた次の打席で打ち取ったのは、確かに経験になったかも。
・桐生第一監督辞任…部員逮捕を受け辞任。後任には桐一出身のコーチ(30)が就任らしい。
【2008/08/15 21:32 】 | 08野球 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
08夏・序盤戦
背番号11の田中10K完投!夏1勝

 第90回全国高校野球選手権大会は2日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕、開会式に続いて1回戦3試合が行われた。第3試合では今春関東大会優勝の木更津総合(東千葉)が粘る鳥取西(鳥取)を終盤突き放して5年ぶりの夏1勝をマークした。背番号11の田中優投手(3年)は10奪三振の1失点完投。今センバツ8強の智弁和歌山(和歌山)、春夏連続開幕試合となった駒大岩見沢(北北海道)がそれぞれ2回戦に進んだ。3日は1回戦4試合が行われる。
 【木更津総合6−1鳥取西】勝利の瞬間、カクテル光線に照らし出されたマウンド上で、背番号11の左腕・田中は小さなガッツポーズを見せた。
 「ようやくたどり着いた場所。やっぱり最初は緊張しました。それでも最後は楽しめました」
 春季関東王者の意地でマウンドを守り抜いた。4回まですべて得意のスライダーで7三振を奪った。味方打線の援護がない中で、5回に同点ソロを被弾も踏ん張った。直球は自己最速を2キロ上回る138キロを記録。終わってみれば6安打1失点完投で奪った三振は10を数えた。東千葉大会26回で33奪三振のドクターKは「ピンチでは三振を狙う。三振を取るとお客さんが拍手してくれて気持ちが良かった」と満足感を漂わせた。
 2年生ながら背番号1で臨んだ昨夏千葉大会は決勝で市船橋に4回途中6安打5失点でKOされた。その後、調子を落として五島監督にエース番号をはく奪された。それでも腐らず、冬は徹底的に下半身を鍛え抜いた。今春千葉大会決勝では千葉経大付相手にノーヒットノーラン。関東大会決勝では横浜を完封するなど完全復活した。それでも背番号は11のままだが五島監督は「我慢強く投球してくれた。背番号11はエースが2つ分の11」と絶対の信頼を寄せる。
 9日の2回戦は強打の智弁和歌山が相手だが田中は「いい打者が多いけど、低めに球を集めれば勝機はある」。関東王者として。背番号11のエースは簡単にこのマウンドから去るつもりはない。
 ◆田中 優(たなか・すぐる)1990(平2)年7月29日、千葉県生まれの18歳。小1から塩焼少年野球部で野球を始める。妙典中3年時に千葉県大会4強。木更津総合1年春からベンチ入りして、2年春から秋まで背番号1。3年春から背番号11。家族は両親。1メートル75、70キロ。左投げ左打ち。
 <鳥取西 背番号9の鈴木、力尽く>鳥取西はバックが計6失策と乱れた中、背番号9の左腕鈴木が最後は力尽きた。第1回大会の開幕試合で前身の鳥取中、鹿田投手が第1球を投じて始まった夏の全国選手権大会。記念大会の出場を果たした古豪だったが、15年ぶりの夏1勝はならなかった。西村監督は「こんなにエラーをしたことは見たことがない。甲子園という舞台に緊張していたのかな」と奮闘したナインをかばった。


4番が証明!“逆転の報徳”サヨナラ2ラン

 第90回全国高校野球選手権大会第2日は3日、甲子園球場で1回戦4試合が行われた。第4試合では2年連続13度目出場の強豪・報徳学園が、初出場の新潟県央工相手に苦しめられながら、最後は井上貴晴中堅手(3年)の大会第6号2ランでサヨナラ勝ち。今秋のドラフト候補左腕・近田怜王(れお)投手(3年)も11奪三振と力投した。鹿児島実、智弁学園、39年ぶり出場の宮崎商もそれぞれ2回戦へ進んだ。4日は1回戦4試合が行われる。
 【報徳学園4―2新潟県央工】これが4番の仕事だ。井上は打球の行方を確認する前に右手を高々と突き上げた。白球は強い浜風を切り裂いて右中間スタンドに突き刺さった。
 「数々の先輩方が“逆転の報徳”という代名詞をつくってくれました。自分らの代でもそれを崩さずに築いていきたい」
 2―2の9回2死三塁から公式戦初アーチが大会通算1200号のメモリアル弾。お立ち台で笑った井上だが苦しみ抜いた末の白星だった。チームは4回まで無安打。6回に2番手の古村から氏家が同点2ランを放って流れを引き寄せたが、井上自身は8回の第4打席まで無安打。「何としてもヒットを、と思っていた。強く振ることだけを考えた」という一振りが値千金の劇砲となった。
 東兵庫大会で本塁打0。「自分はただの4番目の打者。チームで勝てればいい」と言い切るが「天性的には凄いものを持っている」と永田監督。その指揮官からは試合前「とにかく1勝をプレゼントしてくれ」とハッパをかられていた。02年の夏から春夏通じて5度続いていた甲子園初戦敗退のジンクスをようやく振り払った。
 投げては今秋ドラフト候補左腕の近田が132球を投げ抜いて、11奪三振の完投勝利。東兵庫大会決勝戦で神戸弘陵相手に逆転でのサヨナラ勝ちを収めたのに続く大きな白星に「このまま勢いにのりたい」と井上。逆転、そしてサヨナラ。伝統の力が宿った今年の報徳学園に快進撃の予感が漂う。
 ★逆転の報徳学園 61年夏に甲子園初出場した同校は1回戦の倉敷工(岡山)戦で、延長11回表に6点取られながら、その裏打者10人の攻撃で追いつき12回裏にサヨナラ勝ち。81年夏は3回戦で早実(東東京)の荒木大輔を延長10回2死から攻略して逆転サヨナラ勝ち。初の全国制覇を成し遂げるなど“逆転の報徳”と呼ばれた。
 <新潟県央工 古村、2本塁打浴びる>新潟県央工の2年生右腕の古村はスタンドに吸い込まれる打球を最後まで見ることができなかった。勝ちパターンのはずの継投が結果的に裏目に出た。鈴木監督は「5回までは思った通りの展開。勝てたと思いますね。最後は力負け」と悔やんだ。2―0の6回1死二塁で先発の石田からスイッチした古村が痛恨の同点2ランを被弾。その後踏ん張ったが、9回2死から三塁打を許し、最後は得意のスライダーを右中間スタンドへ運ばれた。新潟県の甲子園春夏通算18勝は全国最下位。同278勝で大阪に次いで2位だった兵庫勢相手に大金星を逃した古村は「本当に悔しいです」と肩を震わせた。


9回逆転再逆転 鳴門工、本荘にサヨナラ勝ち

 鳴門工(徳島)が、サヨナラ勝ちで接戦を制した。逆転を許した9回、安打と2四球で1死満塁とすると、賀川の左前安打で同点。さらに松浦健が左越え適時打を放ち、試合をひっくり返した。本荘(秋田)は先行される苦しい展開だったが、土壇場で一度は逆転するなど粘り強さが光った。
 ●尾留川監督(本) 県勢として11年ぶりの夏の甲子園勝利を目前で逃す。涙声で「悔しいです。でも選手たちは、この気候のなかで本当によくやったと思います」。
 ○安岡(鳴) バックスクリーンに先制本塁打。「1回の守備でエラーをして気が楽になった。バットの根っこだったので風のおかげです」
 ○実(鳴) 9回に逆転されたが、その裏に再逆転。身長163センチのエースは「とにかくうれしい。裏の攻撃があるんだと信じていました」。
 ○安田(鳴) 守備固めで出場し、9回、左翼への大飛球を好捕。「打たれた瞬間フェンスまで突っ走ったら、打球が来た。練習通りです」
 ●吉尾(本) 4番で主将。9回に中前安打を放ったが、1、6回は好機に凡退。「少ない失点で抑えてくれていたのに、自分が打たず、本当に申し訳ない」
 ●阿部(本) 9回に同点となる左中間二塁打を放つなど3安打。「まさか負けるなんて。3安打は素振りをしてきた成果。見てくれた父にありがとうと言いたい」
 ●片村(本) エースを支えた捕手。「9回は焦って、ボールが先行した。秋田大会から一人で投げ抜いてくれた。疲れは仕方ない」


鳴門工 戦略ズバリ!自信のサヨナラ勝ち

 【鳴門工4―3本荘】鳴門工は同点に追いつきなお1死満塁。松浦健が池田の179球目、直球をとらえると打球は左翼フェンスを直撃した。劇的な逆転サヨナラ勝ちにナインはお祭り騒ぎ。「最後まで負けると思わなかった」と高橋監督は自信たっぷりに振り返った。先発の9人中6人が2年生の若いチームだが、徳島大会から相手投手に多くの球数を投げさせて後半に勝負することが徹底されていた。甲子園でもその底力を遺憾なく発揮。マウンドを守り抜いた3年生エースの実(みのる)は「絶対勝てると思っていたから焦りはなかった。次の試合は詰めが甘かったところを修正したい」と気を引き締めた。
<本荘 池田よ、よく投げた>9回に1点差を逆転しながら、その裏エースの池田がつかまって逆転サヨナラ負け。秋田勢は夏の甲子園11年連続初戦敗退で同校の甲子園初白星もかなわず、尾留川監督は「池田はよく投げた。もう少し打線が点を取らないと…」と言葉を詰まらせた。秋田大会5試合665球を1人で投げ抜いた1メートル69の左腕エースは、この日も179球。「自分が抑えれば勝てた試合。気持ちで向かっていけなかった」と肩を落とした。


Mr.ゼロだ!浦添商・伊波 省エネ完封

 【浦添商7−0飯塚】全国高校野球選手権大会3日目の第3試合では浦添商の伊波翔悟投手(3年)が無四球で8安打完封した。
  フィニッシュは、この日最速146キロの快速球。伊波は軽快なステップで試合終了のあいさつの列に加わった。8安打無失点で27のアウトを奪うまで四死球もなければ、奪三振もなかった。余力たっぷりの91球完封劇。「最後までゼロに抑えられてうれしい。低めへ投げて、打たせて取ることを心掛けた」。沖縄の剛腕は“エコ投球”に満足げな笑みをこぼした。
 投球の約4割を占めたカットボールが生きた。4、5回は走者を出しながらいずれも得意球で二ゴロ併殺。神谷監督も「100点満点」と絶賛した。昨夏は2年生エースとして最速148キロを記録。沖縄大会決勝進出も、連投の疲労もあって敗退。「あれからスピードとか三振とか追い求めなくなった」。夏に勝つために剛球に頼らないスタイルに変え、甲子園の舞台でも実践して見せた。
 沖縄大会決勝で投げ勝った今センバツ優勝の沖縄尚学・東浜からは手製のお守りを託され、前夜は携帯に「頑張ってくれよ!」とメールが届いた。打っても3安打3打点の伊波は「沖縄県勢で春夏連覇する」と力強く誓った。アルプスで鳴り響く指笛に乗って。この夏は浦添商・伊波が主役に躍り出る。
 <飯塚 “らしさ”発揮できず>春夏通じて初の甲子園で8安打しながらあと1本が出ず無念の零敗。強化してきたはずの守備も3失策とあって吉田監督は「うちらしく足を使って攻撃を仕掛けたが…。甲子園では普段通りの野球ができない」と渋い顔だった。福岡大会は46回でわずか4失点だった左腕エース辛島が、3回に左手中指のつめを割るアクシデントもあって大量失点。「自分の投球ができなかった」と悔やんだ。


ブラジルの!病床の!母に届けたサヨナラ弾

 第90回全国高校野球選手権第4日は5日、甲子園球場で1回戦4試合が行われた。第1試合では春夏通じて初出場の本庄一(北埼玉)が日系ブラジル人留学生、奥田ペドロ遊撃手(2年)の大会史上15本目となる劇的なサヨナラ本塁打で記念すべき甲子園初勝利を飾った。慶応(北神奈川)は打線が爆発して46年ぶりの夏出場を勝利で飾った。高岡商(富山)は21年ぶりの夏1勝、青森山田(青森)は4年連続でそれぞれ初戦を突破。6日は1回戦3試合が行われる。
 【本庄一5―4開星】あらゆる思いを乗せた打球はバックスクリーンへと吸い込まれた。サヨナラ弾。日系ブラジル人留学生、奥田は跳びはねるようにダイヤモンドを1周。ホームベース上では天を仰いで遠く離れた故郷、そして療養中の母を思いやった。
 「やった!勝った!と思った。思い切り振ったらシンに当たった。超ウレシイ。ゴストーゾ(素晴らしい)」。片言の日本語と母国語のポルトガル語で喜びを爆発させた。
 2回は2点適時打。そして4―4で迎えた9回。先頭で3球目の真ん中低めスライダーを狙い、思い切り振り抜いた。劇的な一発に「ずっと待っていた球」と会心の笑みだ。今春、母・ローザさん(55)が脳腫瘍(しゅよう)で倒れた。一時帰国で見舞った奥田はすぐさま再来日。異国へ送り出してくれた母への恩返しは甲子園出場、と夏を目指す姿にナインの結束は高まり、春夏通じて初切符を獲得。大舞台で堂々の1勝を手にした。
 ブラジルではセンバツ大会は毎年、準決勝以降がテレビ放映されるという。奥田もベースボールアカデミーの先輩が甲子園で活躍する姿を見て日本行きを決意。来日当初は言葉の壁にぶつかり、須長監督がなぜ怒るのかも理解できなかった。それでも仲間から日本語を教えられ、厳しい練習に耐えた。英単語を交えて指示するなどコミュニケーションを工夫してきた指揮官も「“ロング”と言って送り出したら、本当に打ってしまってびっくりした」と苦笑いだ。
 前夜は母から電話で激励された。「今までブラジルに帰りたかった。でもきょうは本当に気持ちよくて、ずっと甲子園にいたいと思った」。しゃく熱の甲子園で奥田はまだ暴れ回る。
 <開星 負けた現実、受け入れられない…>サヨナラ本塁打を浴びた開星の小池は「ボール球だったし、センターフライかと思った」と現実を受け入れられないようだった。甲子園入りしてから腰痛を患い、調整不足だったが、後半は本来の投球を取り戻していた。泣きじゃくるナインとは対照的に「終わった瞬間は意味が分からなかった。まだ負けた実感がわいていない」と振り返るエースを野々村監督は「長打はない高さ。失投じゃない」とかばった。


桐生一完敗…福田監督は辞任示唆

 【桐生一1−6金沢】出直しの白星はつかめなかった。現役部員が逮捕され、開会式前日に出場が認められて迎えた初戦。金沢を上回る10安打も5点差の完敗に、福田監督は「選手は本当によく頑張った。采配がさえずに申し訳ない。チームとしての力不足です」と憔悴(しょうすい)しきった表情で話した。
 事件はナインの心理状態を微妙に狂わせた。2点を追う6回1死二、三塁で植松は浅い右飛に倒れたが、三塁走者・田部井はタッチアップを試みて本塁憤死。「物事を冷静に考えられなかった」とうなだれる田部井に、指揮官も「影響がなかったとは言えない」と悔やんだ。
 7月31日に不祥事が発覚し、1日には青柳前部長が引責辞任。高野連から出場OKと認められたものの、選手は周囲の厳しい視線にさらされた。コンビニへの外出すら自粛し宿舎にこもりきりの生活。ストレスはピークに達していた。99年全国制覇のエース正田(阪神)ら「驚いたけれど頑張ってください」というOBのエールも発奮材料にできなかった。
 すでに辞意を表明し、学校側から慰留される形で今大会に臨んだ福田監督は「これだけ世間を騒がせるようなことを起こしたのだから、きちんと責任を取らないといけない」と試合後、あらためて辞任を示唆した。救いは観客席からの温かい声援と大拍手。「ショックはあったし、被害者には申し訳ないです。でもスタンドの応援はありがたかった」と鈴木主将も頭を下げた。「桐生一」が静かに甲子園を去った。
 <金沢 06年に続く初戦突破>攻守がかみ合った会心の勝利で、06年に続く初戦突破となった。2回に2四球、スクイズと無安打で先制すると、その後も6犠打を絡める堅実な攻撃で加点。リードをタイプの違う3投手のリレーで守り切った。「いいところで回してもらった」と2安打、2打点の2年生リードオフマン・佐々木。盤石の試合運びに浅井監督も「やりたいことが全部できた」と満足そうだ。次戦は強打の大阪桐蔭と対戦するが「すべてにおいて向こうが上。でもそのチームにどうやったら勝てるか考えるのが好き」と冷静だった。


常葉菊川が無安打で逆転/夏の甲子園

<全国高校野球選手権:常葉学園菊川2−1福知山成美>◇9日◇2回戦
 新生・常葉学園菊川(静岡)が「足攻」で初戦突破だ。1点を追う福知山成美(京都)戦の8回1死一、三塁、二盗の際に相手守備陣が緩慢な返球をしたスキをついて、無安打で2点を奪い一気に逆転、2−1で競り勝った。
 一瞬のスキを見逃さない走塁だった。常葉学園菊川が、「足」で春夏通算甲子園10勝目をつかんだ。
 0−1とリードされた8回表、2四球と盗塁で1死一、三塁をつくる。代走の一塁走者・松本拓也外野手(2年)が二盗、二遊間のベースカバーが遅れ、捕手からの送球は中堅まで抜けた。三塁走者の戸狩が生還し同点。走った松本も三塁へ進む。
 その時だ。中堅手が遊撃手へ山なりに返球、さらに遊撃手は三塁方向に背を向けていた。「いける」。松本は見逃さなかった。ゆるめかかったスピードを、一気に上げ三塁ベースを蹴って本塁へ突入。50メートル6秒2の快足は逆転のホームを踏んだ。
 「練習通り、がむしゃらにいった。中堅手がほわーんと投げた時にいけると思った。マニアックな走塁は得意なんです」。小1でマリナーズのイチローと同じ豊山スポーツ少年団で野球を始めた。代走での出場でも集中力を切らさず、誰よりも輝いた。
 チームとしての準備もできていた。試合前のシートノック。相手外野手が、内野へ緩い送球を繰り返していたことを確認していた。三塁コーチの高瀬旭弘(3年)は「遊撃手と二塁手と中堅手の意識が低ければ(次のプレーが)遅れるし、送球が乱れる可能性が高い」と見抜いた。元中日外野手の佐野心監督(41)から指導を受け、実戦形式の走塁練習をほぼ毎日行う。佐野監督は「走塁は常に時間をかけている。松本以外でも走ったでしょう」と自信を見せた。
 セクハラ問題で、5月に森下知幸前監督(47)が謹慎した。夏目前の監督交代を乗り越えた選手たちは、わずか3安打で9安打の相手に逆転勝ち。スタンドから前監督が見つめる中、しぶとさを披露した。


木元7安打完封!星野監督のゲキに応えた

 【倉敷商2−0佐賀商】倉敷商のエース木元が7安打されながら完封。お立ち台では「気持ち良かった」と滴る汗をぬぐった。左横手から打者の胸元を果敢に攻めた。130キロ台前半ながら伸びのある直球で詰まらせ、鋭い変化球をコーナーに投げ分けた。木元は打っても7回に適時二塁打。のどから手が出るような追加点を自らのバットで挙げ「あれでさらにリズムに乗れた」と笑顔を見せた。
 北京五輪野球日本代表・星野監督は同校のOB。今春「オリンピックで頑張るから、おまえらも頑張れ」と激励を受けた。19年ぶりの初戦突破。殊勲のエースは「結果を出して、金メダルを獲ってほしい」と大先輩にエールを送った。
 <佐賀商 古賀昭援護なし…“がばい旋風”ならず>古賀昭が2失点完投も打線の援護がなく初戦敗退。「足を絡めた相手の攻撃がうまかった。自分の中で舞い上がった部分があった」と唇をかみしめた。佐賀大会は全5試合で先制点を挙げたチームが1点も奪えず。昨夏優勝した佐賀北に続く“がばい旋風”ならず、今春就任したばかりの森田監督は「1点が遠かった。先に点を取られて慌てたような感じがある」と残念そうだった。


智弁和歌山 わずか6球でひっくり返した!

 【智弁和歌山5−2木更津総合】1点を追う5回に智弁和歌山・浦田が三塁打。芝田が同点の二塁打、さらに勝谷が勝ち越し中前打。3人はいずれも2球目を叩いた。試合をひっくり返すために要した球数はわずか6球だった。「追い込んだ後のスライダーがいいので、その前に勝負した。球種に関係なくストライクが来たらどんどん狙った」と勝谷は好投手を難なく攻略して胸を張った。その一方で送りバントは5度失敗。1回戦は14安打で3点、この日は17安打で5点にとどまっただけに高嶋監督は「練習してきたけど、へたなんでしょう。気にしてます」と苦笑いだった。
 <木更津総合 田中15安打にガックリ>2日の1回戦、鳥取西戦で10奪三振をマークした左腕・田中が7回15安打5失点。強打の智弁和歌山の前に屈した。1点リードの3回1死満塁のピンチでは、主砲の坂口から得意のスライダーで三振を奪うなど意地も見せたが「15安打打たれたのは初めて。どの相手よりもバットの振りが鋭かった」とガックリ。今春関東大会王者として自信を持って臨んだ一戦に敗れた五島監督は「(7回の)5点目で終わったと思った。きょうは完敗です」と力なく語った。


鹿児島実 高め狙いで宮崎商・赤川打ち崩した

 【鹿児島実4―1宮崎商】鹿児島実が、好投手・赤川を打ち崩した。1―1の延長12回2死一、二塁から3連打で決定的な3点を奪った。宮下監督が指示した赤川対策は「低めのスライダーは捨てて、高めを狙え」。中尾の決勝打は真ん中やや高め。延長の緊迫した場面でも試合前の指示はしっかり浸透していた。再三のサヨナラ負けのピンチをしのいで12年ぶりの3回戦進出。指揮官は「こんなに粘れるチームじゃないけど、何か運が向いてきている気がする」と手応えをつかんでいた。
 <宮崎商 赤川はお立ち台で笑顔>延長12回、178球の熱投は報われなかったが赤川はお立ち台の上で笑顔だった。「悔いはありません。あこがれだった甲子園に来て全力投球できて良かった」。最速147キロの直球は130キロ台半ばまでスピードが落ち、2死一、二塁から3連続タイムリーを浴びて力尽きた。それでも44年ぶりの甲子園1勝をマーク。数球団が今秋ドラフト上位候補にリストアップしている左腕は「プロになってまたここに戻ってきたい」と最後まで涙はなかった。


報徳学園が2戦連続サヨナラ!

 【報徳学園5―4智弁学園】報徳学園は初戦に続く2試合連続、東兵庫大会決勝を含めると3試合連続のサヨナラ勝ち。全国制覇した81年以来、夏は27年ぶりの3回戦進出を決めた永田監督は「凄い選手たち。一緒にできて幸せ」と興奮を隠しきれない。延長10回2死二塁の守備で左翼線打を処理した左翼・諸沢がノーバウンド返球で智弁学園の勝ち越し点を阻んだ。その裏、無死満塁から最後は氏家が左犠飛で試合を決めた。“逆転の報徳”そして“サヨナラの報徳”。名門が勢いに乗った。
 <智弁学園 「勝てなかったのは監督の責任」>9回2死から2点差を追いついたが、延長10回に力尽きた。小坂監督は「選手たちはよくやった。勝てなかったのは監督の責任」と続けた。10回の勝ち越し機は左翼手の本塁好返球で阻まれ「あそこでセーフになるかどうかが勝てるチームとの差」。8回4失点のエース阪口は「点を取られ続ける自分の悪いところが出た。みんなに申し訳ない」と泣き崩れた。


浦添商 ヒヤヒヤ逃げ切りV

 【浦添商12―9千葉経大付】一時は8点リードしながら、最後はヒヤヒヤの逃げ切りに浦添商の神谷監督は「大変でした」とほっとした表情を浮かべた。浦添商は初回に5点を先制。3回までに10点を奪う猛攻も、エース伊波が7回に突然乱れて1点差まで詰め寄られた。「気持ちを切り替えられずに、甘い球を打たれてしまった」と反省した伊波だが、最後は147キロの直球で三振を奪って試合を締めくくった。「甲子園はいろいろなことが起きるが、修羅場をくぐってきている彼の気迫に懸けた」と指揮官。11年ぶりの3回戦進出、そして“沖縄勢春夏連覇”へ一歩前進した。
 <千葉経大付 斎藤まさかの10失点KO>今センバツ4強右腕、千葉経大付の斎藤の夏が終わった。初回に4安打や暴投などで5点を献上。機動力でかき回されて3回途中でまさかの10失点KO。味方が1点差まで猛追した直後の8回に再登板も2失点してごう沈した。自身公式戦最多失点の内容に「たくさん点を取られて気持ちが折れてしまった」と悔し涙。注目の進路については「夢はプロ野球選手。そのためにもっと磨いていきたいし、なるべく早くなりたい」と話した。


東邦、勝負決めたバント 清峰、3度追いついたが

 強打の東邦が8回、バントを絡めた手堅い攻撃で決勝点を挙げた。無死一塁でバントした橋本が生き(犠打と野選)、古市の犠打で1死二、三塁。松永が確実にスクイズを決めた。清峰は3回に小田の適時打で先手を取り、逆転された後も3度追いついたが、もう一押しを欠いた。
 ○清水(東) 「打線をつないで、まだまだ点を取らないといけない」。5回と7回に勝ち越し打を放ったが、いずれも直後に追いつかれた。
 ○松永(東) 4回の左越え本塁打に「公式戦では初めて。まさか入るとは。浜風に助けられました」。
 ○古市(東) 4回の左越え本塁打に「公式戦では初めて。まさか入るとは。はま風に助けられました」。
 ○山田(東) 3安打の主将は5回に捕飛を落球。「申し訳なかったが、ショックを引きずるのがもっと申し訳ないので切り替えた」
 ○下平(東) 「初戦は完投できなかったから何としてもしたかった。本当にうれしいです」
 ●値賀(清) 身長154センチながらパンチ力十分。8回に直球をたたき、同点二塁打を放つ。「今村は中学でも後輩。助けてやりたかった」
 ●富永(清) 勝ち越し機の5回2死二、三塁で落ちる球を空振り三振。「低めは捨てろ、と言われていたんですが。完全に崩された」
 ●小田(清) 3、5回に適時打を放つが、8回の勝ち越し機は遊ゴロに。「気持ちがはやりすぎてしまって……。悔しい」


プロ注目浅村2発!大阪桐蔭サヨナラ

 【大阪桐蔭6−5金沢】サヨナラの打球は目の前を抜けていった。延長10回1死満塁、大阪桐蔭の主将・森川の左前適時打。二塁走者の浅村は、少し遅れて歓喜の輪に加わった。「接戦になるのは分かっていた。勝ち抜けたのは次につながる」。自身のバットで流れを引き寄せただけに充実感が漂った。
 窮地を救った。1点を追う8回2死、2回に続くこの試合2本目となる起死回生の同点ソロ。「(4回に)ショートフライを落として失点してしまった。自分で返さないと、と思った」。2本のアーチはいずれも2死から難しい内角球を左翼席に放り込んだ。初戦の5安打に続く3安打。卓越したバットコントロールを持った今秋のドラフト候補に、阪神・畑山スカウトも「変化球打ちがうまく、内角のさばきは天性のもの。今岡タイプだ」と舌を巻いた。
 目指す選手は3拍子そろったOBの西岡(ロッテ)。昨年オフにはグラウンドを訪れ、あこがれの先輩から「オレたちも秋の惨敗から甲子園に立った。お前たちも頑張れ」と激励を受けた。「僕たちにスター選手はいない」と話す浅村だが、注目度は日増しに高まっている。
 <金沢 浅井監督、成長を評価>金沢は、1―3の4回に3本の長打を含む4安打で4点を奪って一時逆転。延長で力尽きたが、強豪と互角に渡り合った。浅井監督は「新チームのころを考えれば、ここまで伸びるとは。成長して素晴らしいチームになったと思う」と選手たちを評価。2年生が多いだけに「彼らがこの試合をどうとらえるか。大きな宿題をもらった」と前を向いた。


横浜5年前のリベンジ!広陵撃破

 第90回全国高校野球選手権大会第11日は12日、甲子園球場で2回戦3試合が行われた。03年センバツ決勝以来の対戦となった強豪対決は、横浜が大石竜太内野手(1年)の勝ち越し右中間三塁打などで昨夏準優勝の広陵を7―4で撃破。5年前のリベンジを果たした。第1試合では大阪桐蔭が延長10回サヨナラで金沢を下し、横浜、仙台育英とともに3回戦進出を決めた。13日は3回戦4試合が行われる。
 【横浜7−4広陵】5年前の屈辱を当時小学生だった横浜ナインが晴らした。03年のセンバツ決勝で3―15と惨敗した相手に逆転勝ち。甲子園通算勝利を45に伸ばした渡辺監督は「絶対にあの屈辱を返したいと思っていた」と力を込めた。
 リベンジ劇の中心にいたのは、当時の試合を「テレビで見ていた」という唯一の1年生レギュラー・大石だ。2―2の4回2死二塁、広陵のプロ注目右腕・中田の速球に必死で食らいつき、11球目の146キロ直球を右中間へはじき返した。50メートル5秒9の俊足を生かし、相手の守備が乱れる間にヘッドスライディングで本塁へ滑り込んだ(記録は三塁打と失策)。4回の守備では今大会初失策を犯し、帽子を取って上級生の外野手にまで頭を下げた16歳。渡辺監督からナインに飛んだ「横浜は同じ相手に2度負けることは許されない」の言葉を胸に刻み、試合後は「無我夢中だったので試合のことは全然覚えてないんです」と頭をかいた。
 名門・横浜に「絶対に1年でレギュラーを獲る」と入学し、今春神奈川県大会からベンチ入り。2番で起用する名将も「センスを買って使っている」と能力を認める逸材で、前日は大石の入学前まで背番号6を背負った高浜(現阪神)に宿舎で激励を受けた。幼稚園の頃、底の見えない滝つぼに約5メートルの高さから飛び込んだ逸話を持つほど度胸満点で、4万3000の大観衆にも「満員の中でやれてすごく楽しかった」と笑顔を見せた。
 04年夏以来の3回戦進出。大石は「優勝したい」とはっきり言った。打倒・広陵の目標を果たした横浜は一歩ずつ、10年ぶりの夏の頂点へ続く階段を上っていく。


仙台育英 必勝リレーで12年ぶり3回戦!

 【仙台育英6−4福井商】仙台育英の1年生左腕・木村が2点リードの9回2死一塁から一塁走者をけん制で刺してゲームセット。96年以来12年ぶりの3回戦進出となった。この試合も宮城大会から5試合連続となる右腕・穂積との必勝リレー。5回1死満塁から救援し、押し出し四球で同点とされたが「ピンチとか気にしません」とその後は無失点に抑えた。3回戦で対戦する横浜の1年生・大石とは開会式で知り合ってからメル友となり「横浜は神様です。でも大石は絶対抑えます」と気合十分。1メートル77、85キロの体格でプロレスラーのボブ・サップに似ていることから「ボブ」と呼ばれている木村は、その巨体を揺らして強豪に立ち向かう。
 ≪橋本6連続打席安打!≫初戦で5打数5安打を記録した仙台育英1番・橋本は初回に左翼線二塁打。2回は四球で歩いたが、4回の第3打席で空振り三振に倒れ、連続打席安打は6で止まった。それでも6回には中前打するなど、今大会は9打数7安打、打率・778。中堅の守備でも8回に左中間の大飛球を好捕した主将は「記録が途絶えて逆にスッキリした」と次戦の横浜戦へ気持ちを切り替えていた。
 <福井商 北野監督「刀折れ矢尽きた」>甲子園35回目出場の福井商・北野監督は「刀折れ矢尽きた、という感じ。竹沢佳がああなると苦しい」と話した。先発の2年生エースが3回途中、4失点で降板。藤田、長谷川と1年生を続けて投入したものの経験不足を露呈した。昨秋から投手陣の編成に苦しんだチームで「甲子園1勝まで、よく成長してくれた」と北野監督。竹沢佳は「こんな投球では悔いが残る」と雪辱を誓っていた。


隣県・同地区対決、熱戦に拍車 前半戦振り返って

 12日で2回戦が終了。16強が決まった。55代表が集った節目の記念大会もいよいよ佳境。前半戦を振りかえる。
 組み合わせ抽選は78年の60回大会から一昨年まで「東西対決方式」だった。しかし、昨年からフリー抽選になったことで、序盤から隣県・同地区対決が多く実現した。
 宮崎商は1回戦で城北(熊本)に快勝。44年ぶりに甲子園で勝利したが、鹿児島実との2回戦では延長12回に力尽きた。智弁学園(奈良)は1回戦で近江(滋賀)と対戦。選手権で奈良勢と滋賀勢が対戦するのは初めてだった。競り勝った智弁学園だったが、2回戦で報徳学園(東兵庫)に惜敗した。
 記念大会で2校出場となった神奈川勢は、横浜、慶応の南北代表がそろってベスト16入り。東邦(西愛知)、大阪桐蔭(北大阪)、報徳も勝ち上がった。木更津総合、千葉経大付の東西千葉代表は初戦を突破したが、2回戦でともに姿を消した。
 初出場の5校では本庄一(北埼玉)だけが初戦を突破したが、2回戦で敗れた。北陸勢は史上初めて3県がそろって初戦を突破したが、いずれも2回戦で姿を消した。
 13日から3回戦が始まる。16強を地区別に見ると、東北、関東、東海、近畿がそれぞれ3校、九州・沖縄が2校、北海道、中国が各1校。野球王国と言われた四国4県は77回大会以来、13年ぶりにベスト16を逃した。


記念大会彩る本塁打増加 レフト半数超、はま風運ぶ?

 今大会は、本塁打が再び増加傾向にある。10日までに26本、昨年の89回大会(15日間)の24本を早くも上回った。11日を終えて、27本まで伸びている。
 節目の記念大会にふさわしいメモリアルアーチが多い。3日の第1試合で鹿児島実の田野尻が、9番打者では史上初のグランドスラム。これが戦後通算1100号となると、第4試合では報徳学園(東兵庫)の井上が大会通算1200号を右中間席へ打ち込んだ。これは4年ぶり、史上14本目のサヨナラ本塁打でもあった。
 6日の第2試合では東邦(西愛知)の山田が2年ぶりの先頭打者本塁打。これはプレーボール直後の第1球を打ったもので、72回大会の宮下(鹿児島実=現監督)以来、3人目の快挙だった。
 本塁打の大会記録は一昨年の88回大会。60本のアーチが乱れ飛んだ。それまで最多はPL学園(大阪)の桑田、清原のKKコンビが2年生だった84年、66回大会の47本。それを一気に更新した。準々決勝の智弁和歌山―帝京(東東京)では1試合の最多記録となる7本のアーチが飛び交った。
 昨春から低反発球が採用され、本塁打数は減った。だが、わずか1年で大幅な増加に転じそう。例年より6校増の記念大会でもあり、このペースなら41本になる。
 打たれた27本の内訳は左方向が15本、中堅が7本、右方向が5本。右翼から左翼へ吹くはま風の影響が色濃い。投打の傾向を見ると、右投手対右打者が14本で半数を超える。左投手は5本しか打たれておらず、左対左ではゼロだった。
 全55校の初戦でマウンドに上がった投手の総数は計103人。うち左投手は36人で、右投手は67人。左投手の善戦が目立つ。
 尾藤公・日本高野連技術振興委員長は「低反発球は変わらず、バットの重さも900グラム以上。それをトレーニングで鍛え、使いこなすようになったのではないか。選手たちは確実に進化しているということでしょう。左投手はスライダー主体の投手が多いが、智弁和歌山の岡田らは丁寧に低めを突いている。失投が少ないことが被本塁打を減らしている」としている。

*** 以上、記事より ***

大会11日目で2回戦が終了しました。盛りだくさんで記事が大量に…。
混迷の大会は、大量の本塁打と多くの好投手を見せ付けてくれました。以下、拾い切れなかった記事他より。
・ここまで11日間、39試合で本塁打は30本。
・1年生が活躍しすぎ! 何なんだ今年の1年は。
・8強予想のうち、現時点で既に5チームが撃沈。全て負け記事拾いましたが、接戦だったり唖然とする結果だったりで、高校野球はこれだから面白いと思います。
・宮崎商エース・赤川君…2試合とも同じ九州勢との対決だったのが心残りだったとか。
・高岡商エース・福島君…2年生エースは「今度は自分の力で甲子園に戻ってくる」そうです。
・本庄一・ブラジルコンビ…満19歳となるので来年度の出場選手資格がなかったふたりは、高野連が事情を考慮して大会出場が認められたそうな。
・清峰エース・今村君…2年生エースは「センバツで借りを返したい」そう。この子も2年だったっけ。

【1回戦後の各チーム】
・木更津総合…2回戦、6球で引っくり返され敗退。後続記事参照。
・報徳学園…2回戦もサヨナラで3回戦進出。後続記事参照。
・鳴門工…2回戦で関東一より多い安打も敗退。
・浦添商…2回戦、乱打戦を逃げ切り3回戦へ。後続記事参照。
・本庄一…2回戦で青森山田に完封負け。
・金沢…2回戦で大阪桐蔭にサヨナラ負け。後続記事参照。